稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団により設立された基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の「新型コロナプロジェクト」第7弾支援先が23日、発表された。今回、感染後の重症化リスクが高い高齢者に寄り添う医療・介護従事者への支援が決定した。

  • 左から稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾

第7弾支援先は、日本財団在宅看護センター事業所75拠点に勤務する看護職員等(1,125人)で、支援金額は8000万円(予定)。

同基金は「高齢者の皆様に寄り添う医療・介護従事者のうち、特に高い専門性をもって活動されている在宅/訪問看護師等の皆様が少しでも安心して介護事業に専念できるよう、定期的にPCR検査が受けられる機会を提供いたします」と説明。

「こうした医療従事者の皆様は、常に感染拡大のリスクを感じながら職務に従事しています。今回の支援により、医療現場の安全を確保し、重症化リスクの高い人々への感染を防ぐとともに、利用者ならびに家族の安心の一助となることを願います」としている。

同基金は、「生きにくさ」を抱えている女性や子ども、地方創生に関わる支援が目的。まずは新型コロナウイルス対策として、最前線で闘っている医療関係者やその家族の支援、両親・ひとり親感染家庭の児童の預かりなどの支援を行うことを目的として、「新型コロナプロジェクト」を立ち上げ、新しい地図として3000万円寄付した。