お笑い芸人のカンニング竹山が15日、MCを務めるABEMA NEWSチャンネルのニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金 21:00~23:00)で、SNSについて語った。

  • カンニング竹山

今回はSNSトレンドとZ世代インサイトを研究する山口夕依氏をゲストに迎え、「SNSとの向き合い方」をテーマにデジタルネイティブ世代と呼ばれる10代のSNS事情を深掘りした。

SNSから有名になったインフルエンサーと仕事をすることが増えたという竹山だが「個人的には“SNS疲れ”を感じてきている。表の『カンニング竹山』の姿を晒すのは良いのだが、SNSでは本当の自分の発信を求められるので違和感がある」と心情を吐露。

世代間での考え方の違いについては「『親近感』が求められる10代に比べ、我々4、50代の芸能人はプライベートの姿を隠す人が多い印象。世代間で考え方が変わってきていると感じる」と持論を展開する。

また、心の疲労から“SNS断ち”をする人が増加している現状を「10代の中では、SNSのフォロワー数でヒエラルキーが出来ていると聞いた。数字はSNS上で大切だと思う一方、数字が目に見えてわかる状態が人の判断を狂わせている原因になっているのでは」と推察。これを受けて山口氏が「SNSを使う目的を明確にし、時間を減らしていくことが大事。また、“投稿を見るばかり”だと心理的負担が大きいとされているので、利用する際には“見るだけ”にならず、無理のない範囲での発信も適度に行うことが大切」と解説すると、出演者一同は納得する様子を見せた。

そのほか番組では、福島県を拠点に活動しているタレントのなすびがにリモート出演し、13日に福島県沖で起きた震度6強の地震と「フェイクニュース」をテーマに議論を交わした。なすびが地震翌日Twitterに投稿し、10万件を超えるいいねが集まった笑顔の写真についても語られている。番組は「ABEMAビデオ」で視聴可能。

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