職場でも家庭でも数多く存在する、「気づいた人がやる」作業。本来は皆で分担して行われるはずが、特定の人ばかりが“気づいてしまう”ということありませんか? 実は今、「気づいた人がやる」ルールに関するつぶやきが、ツイッターで話題となっています。

それが、トシさん(@enrique5581)が投稿したこちらのツイートです。

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集団にありがちな「気づいた人がやる」ルール、マジでやめたほうがいい。気づく人はいつも同じで、気づかない人は絶対気づかないし、なんなら途中で「あなたの担当」に変換される。気づいちゃう人、200%ストレス。
(@enrique5581より引用)

トシさんが会社勤めだった頃、シュレッダーのごみ捨てをいつも同じ人がやっていて、周りは手伝おうとしないばかりか、いつしか「○○さん、シュレッダーお願いします」と言うようになった……ということがあったそう。トシさんいわく、「同じようなことは多々ある」とのこと。

この投稿を見た人からは、「マジわかる」「今まさにコレで悩んでいました」「あるあるですね。悲しいが」「今のうちの職場がそうだもん」「これうちの職場に貼り出したいw」と共感の声が続々と。また、率先して行動を起こした結果、「気付いてるのに、気付かないふりしてすっとぼける人が出ます」「『好きでやってるんでしょw』って言われる悲劇」「やったもん負け、言ったもん負けってやつですね。私も負けまくりです」など、怒りと諦めにも似た声も寄せられていました。

実に多くの人から反応があった今回のテーマですが、リプライには、「気づいちゃう側」「気づかない側」のそれぞれの言い分が。

気づいちゃう側の意見

・気付き過ぎて、気遣いし過ぎて疲れちゃって心が病んだのが私です。

・でも誰かがやらなきゃいけないし、他の誰かが気づくのを待ってるとそれはそれでストレスなので、結局自分でやっちゃうのが一番手っ取り早い。

・気付いてもスルー出来る能力を身に付けたいです。

気づかない側の意見

・すいません。気づかない方なんで、言っていただけると助かります。

・気付かない側の人間です。やっぱり何かやってくれると申し訳ないし有難いし自分がやらなきゃなとも思うんですが気付いた時には何もかも終わってたー!! みたいなのは結構ありがちです……

・私は悲しいかな、自分が興味あること以外はあまり気づけない側の人間なので、基本の家事を担当大臣制(夫が食材注文・料理・ゴミ捨て、私が皿洗い・洗濯・床掃除、風呂や寝かしつけは日替わり)にして生きやすくなった。


気づかない側の中には、「言ってくれれば」という人も一定数いるようですが、気づいちゃう側からすれば「なかなか言えない」とのこと。トシさんに今回の投稿が大きな反響を呼んでいることについて聞くと、「ツイートを見てくださった方が、それぞれの切実なエピソードをリプしてくださるので、読んでいるとなかなか仕事になりません。あるあるなんだ……と実感しました」と話していました。

職場だけでなく、家庭や友人関係など、あらゆるところに当てはまる話かもしれませんね。あなたはどっちですか?