女優の南沙良が、水原希子とさとうほなみがW主演を務めるNetflix映画『彼女』(4月15日から全世界同時配信)に出演する。南を含めた追加キャストのほか、水原の横顔を捉えたティザーアートが13日、公開された。

  • Netflix映画『彼女』に出演する南沙良

2017年に映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューし、翌年公開の初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で報知映画賞やブルーリボン賞など数々の映画賞を受けた南。今年は2月6日スタートのドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)をはじめ、映画『太陽は動かない』(3月5日公開)、『ゾッキ』(4月2日公開)、2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などを控え、Netflixの注目作『彼女』にも抜てきされることとなった。

『彼女』ティザーアート

本作は、中村珍氏の漫画『羣青』(小学館IKKIコミックス)を原作に、廣木隆一監督が女性2人の極限の愛憎と逃避行を描くロードムービー。同性愛者であることを家族に言えず生きづらさを感じている永澤レイを水原、父に続いて夫からもDVを受けて絶望の日々を送る藤田七恵をロックバンド・ゲスの極み乙女。の“ほな・いこか”ことさとうほなみが演じる。

南のほか、真木よう子、鈴木杏、田中哲司、新納慎也、田中俊介、鳥丸せつこらの出演が明らかに。先のない逃避行を続ける2人にそれぞれがどのような役柄で絡んでいくのか、物語の行方に注目が集まる。

あわせて解禁となったティザーアートでは、穏やかで寂しげにも見えるレイ(水原)の横顔と、その髪に触れる何者かの手を捉えている。「彼女」とは一体誰のことなのか、手を差し出す者はレイのことを愛しているのか否か。その横顔は、見る人に様々な印象を与える。