マーケティングフルサポートは2月8日、「副業者の実態調査」の結果を発表した。調査は1月18日~24日、同社メルマガ登録者およびウェブサイト訪問者211名を対象にインターネットで行われた。

  • 副業者の理想の働き方

    副業者の理想の働き方

副業を始めた理由を聞いたところ、コロナ前から副業をしている人も、コロナ後から始めた人も、ともに「収入を増やすため」が1位に。

「理想の働き方」を尋ねると、「現在の本業を維持しながら副業も続ける」(50.2%)や「転職などでいずれは本業を変えながら副業を続ける」(7.6%)など、6割弱の人が継続志向であることが明らかに。一方、「副業を伸ばしてフリーランスになる(個人事業主)」(14.2%)や「副業を伸ばして起業する(会社設立)」(10.9%)など、独立志向が強い人は25.1%となり、副業者が理想とする将来の方向性が2極化していることがわかった。

  • 独立志向が高い職種

    独立志向が高い職種

続いて、独立志向が高い職種を調べたところ、クライアントの課題や悩みを解決に導くサービスを提供する「コーチング、カウンセリング、コンサルティング」(42.4%)が4割を占める結果に。次いで「株式投資、FX、仮想通貨など金融系」(22.0%)、「アフィリエイト、せどり、ドロップシッピング」(10.2%)と続いた。

また、「コーチング系副業」に関して、期待する年収はどのくらいか聞いたところ、およそ5割が「~100万円」(27.3%)や「~300万円」(31.8%)を理想としているのに対し、実際の年収はというと、6割近くが「~10万円未満」(56.8%)であることがわかった。