分娩方法の種類はなにがある?バースプランはどう作る?産婦人科医が解説します!

分娩方法にはどんなものがあるの?

出産方法は、大きくわけて経膣分娩と帝王切開があります。

経膣分娩

ママの陣痛やいきみによってママの産道を通ってきた赤ちゃんを膣から産む方法です。経膣分娩のなかにもさまざまな種類があります。ここでは主なものをご紹介します。

●自然分娩

経膣分娩にもさまざまな種類があるなかで一般的に多い方法です。自然の流れに任せて陣痛が進むのを待ち、子宮口が全開大になったところで分娩室へ移動して分娩台で出産します。

また、お産の進行は自然の流れに任せつつ、分娩台を使用しないフリ―スタイル出産、水中出産のような出産方法もあります。

・フリ―スタイル出産

出産する人が、「こうすると陣痛がラク」などと感じる方法を試しながら自由なスタイルで出産する方法です。分娩台ではなく、ベッドや畳の上などで、うつぶせ、横向き、膝立ちになったりしながら自分で体勢を選ぶことができます。

・水中出産

ぬるめのお湯を入れた浴槽やプールの中で出産する方法。入浴の効果でリラックスできたり、重力の影響を受けにくく自由な体位がとりやすいなどの特徴があります。感染や溺れるリスクなどがあるため、対応している施設は少ないようです。