埼玉西武ライオンズの球団運営を行う西武ライオンズは、メットライフドーム1塁側の「トレイン広場」に設置した西武鉄道101系の車体ラッピングが完了したと発表した。

  • ラッピングが完了した「L-train 101」

この車両は昨年12月18日の深夜から翌19日にかけて西武鉄道の横瀬車両基地からメットライフドームに運搬され、同エリアのシンボルになる存在として設置された。今月18日からラッピング作業を行い、20日にはドラフト1位の渡部健人選手をはじめとする今年の新入団選手らがレオのラッピングなどを貼り付け、作業が完了したという。ドーム側は白を基調にレオの横顔をあしらい、反対側はカラフルなデザインにライナのイラストをあしらったデザインで、「L-train 101(エルトレイン いちまるいち)」と命名された。

今後は内装や演出用の設備などの施工を行い、3月のオープン後は、ライオンズの選手がホームランを打ったときやライオンズが勝利したときに、ドーム内のビジョンや音響・照明と連動した演出ができるようにする。電車の中に入って記念撮影などもできる。

  • ラッピングデザインイメージ。赤丸の部分を新入団選手が貼り付けた

  • 「L-train 101」鉄道コレクションイメージ(試作品)

なお、ラッピングした「L-train 101」を再現した鉄道模型「鉄道コレクション」の発売も決定。価格は未定だが、今年6月の発売を予定しているという。