山陽電気鉄道は18日、車内放送の均質化と多言語化をめざし、列車内での多言語自動放送を1月20日から開始すると発表した。通常時の案内に加え、異常時における案内の一部も多言語化することにより、訪日外国人客へのサービス向上を図る。

  • 山陽電気鉄道が列車内での多言語自動放送を開始する

  • タブレット端末を操作している様子

本線ならびに神戸高速線を運行する山陽電気鉄道の所属車両が対象。相互直通運転を行う阪神電気鉄道の所属車両(普通車を除く)も同様の多言語自動放送を導入済みで、高速神戸駅以西の区間でも多言語自動放送を開始する。

多言語自動放送の時間帯は7~21時を基本とし、日本語・英語のほか、一部で中国語・韓国語にも対応。車掌が放送用タブレット端末を操作することにより、自動で放送が行われる。