ハンディキャップを持つ孫に対して、「英語を身に付けさせたほうがいい」と考える祖母。その理由にツイッターでは多くの反響が寄せられています。

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息子さんが裂手・裂足という先天性四肢障がいを持つなめさん(@nam_jujuju1106)。息子さんの祖母である義理のお母さんの言葉について、なめさんが投稿したツイートをご紹介します。

先天性四肢欠損の弟氏に何かしら特技を持たせてあげたら良いんじゃないか、と漠然と思っていたんだけど
義母が
「英語は身に付けさせた方が良い。将来自分の手足の事を知りたくなった時に英語の文献も必要になるかもしれないから」
と言っていたそうです。
自分に無かった視点をくれる義母を尊敬します(@nam_jujuju1106より引用)

ひとつの特技としてだけではなく、「知識を得るため」の手段として英語の習得をすすめるお義母さんの考え方を聞いたなめさん。さらにこのように続けます。

やっぱり心のどこかで指のことをハンディと捉えていて、もし息子が他に何か自信を持てることがあれば…。という私の浅はかな考えは義母によって成仏しました。英語を好きになってくれるかは分からないけど、彼の知識や選択を拡げてくれるかもしれない。(@nam_jujuju1106より引用)

英語に限らず何かを学ぶこと自体がゴールになるのではなく、あくまで1つのツール・選択肢を増やすために学ぶ。という義母の考えがとても素敵だと思いました。
息子にとって自信を持てるかどうかではなく、自分を知る、好きになるためのツールを与えるってことか(@nam_jujuju1106より引用)

このなめさんのツイートに対しては、多くの共感の声が寄せられていました。その一部をご紹介しましょう。

・「英語習得が目的でなく手段ととらえておられる時点で既に素晴らしい……」

・「英語圏の人口を考えたら、日本語だけしか話せないのとは比べ物にならないくらい沢山の人が彼を支えてくれる可能性を広げることになるよ! 」

・「すごく素敵な考え方だ…」

なめさんによると、お義母さんは「勤勉でどんどんアップデートされていくような人」なのだそう。息子さんにとっては、きっとお母さんもお祖母さんも、いろんな視点から自分のことを真剣に考えてくれる心強い存在だろうと思います。

最後になめさんに、今回のツイートが話題になったことについて聞いてみると「私のフォロワーさんは育児をしている方が多く、自分が育児関連で気付きを得たことをただ共有しただけなので、こんなに見ていただけるとは思いませんでした」と話していました。