ロバート・ウォルターズ・ジャパンは12月9日、「コロナ後の会社員価値観・企業の対策」に関する調査結果を発表した。調査は10月13~11月12日、国内企業・外資系の日本法人300社、同社に登録のある国内で働く会社員4,062人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず会社員に「会社に期待することは?」と聞いたところ、「切磋琢磨できる同僚」(43%)、「柔軟な働き方へのサポート」(34%)、「雇用の安定」(32%)、「報酬・福利厚生の充実」(32%)、「明確な成長戦略」(26%)、「タスク管理での自主性の尊重」(25%)、「透明性が高く行動力のある経営陣」(22%)、「最先端テクノロジー/ツールへの投資」(18%)、「挑戦心をかき立ててくれる仕事」(17%)、「従業員の健康に対する取り組み」(10%)、「ダイバーシティ&インクルージョン」(8%)、「トレーニング/資格取得支援」(7%)、「通勤の便利さ」(6%)、「CSRの取り組み」(2%)となった。

  • 会社に期待することは?

続いて、企業に「コロナ禍を受けて始めた施策は?」と聞くと、「トレーニング・研修」(35%)、「採用の凍結(新卒含む)」(34%)、「オフィスの縮小・改装」(32%)、「人員削減」(23%)、「需要のある部署に限った採用」(22%)、「テクノロジーへの投資」(18%)、「減給」(12%)、「勤務時間数・日数の削減」(11%)、「サバティカル無給休暇の導入」「他部署への人員派遣」(5%)だった。

  • コロナ禍を受けて始めた施策は?