ネオマーケティングは11月27日、「年末年始の帰省」に関する調査結果を発表した。調査期間は2020年10月27~29日、調査対象は20歳以上で現在2府2県または1都3県在住、かつ2府2県または1都3県以外の出身者、有効回答は1,000人。
年末年始、63.0%が「帰省しない」
今年の年末年始に帰省をするか聞くと、「帰省する」は14.2%にとどまり、「帰省しない」が63.0%を占めた。また「まだわからない」という人も22.8%いた。「帰省しない」理由としては、新型コロナウイルスの影響を挙げる人が多かった。
新型コロナウイルスが収束していない中、年末年始にかけて帰省することについてどう思うか尋ねると、計58.4%が「よくない」・「あまりよくない」と回答。一方、「いいと思う」・「まあいいと思う」は計41.6%だった。
現在の居住エリア×性別に結果をみると、1都3県在住の男性は64.4%、1都3県在住の女性は60.4%に上ったのに対し、2府2県在住の男性は53.6%、2府2県在住の女性は55.2%と、首都圏居住者の方が新型コロナを警戒する意識が強いことがわかった。
年末年始におけるGo To キャンペーンの利用予定については、「帰省のために利用する」が20.8%、「旅行のために利用する」が24.6%と、計45.4%が「利用する」と回答。一方、「利用しない」は57.4%となった。
昨年の年末年始に行ったものと、今年の年末年始に行う予定のものを比較したところ、今年の数値は全体的に減少傾向がみられた。項目別では、「親戚・家族と過ごす」(昨年60.7%、今年54.9%)は5.8ポイント減、「初詣」(同45.0%、同37.7%)は7.3ポイント減などと、新型コロナウイルスを警戒する意識が窺える結果となった。