人生100年時代。定年後は、好きなことでもして楽しく暮らしたいと考えている人も多いのでは? しかし、高齢者にかかわる仕事をしているというしろたぬさん(@shirotanu_dds)は、そんな人生設計にツイッター上で警鐘を鳴らしています。

高齢者にかかわる仕事をしていると「楽しみは老後にとっておこう」みたいな考えはけっこう危険だと感じる。
目が弱くなると読書やゲームは疲れるし、足腰が悪いと遠出も難しい。今やりたいこと、今しか体験できないことはすぐにでも計画するべき。それに、ヒマな老後が存在する保証なんてどこにもない(@shirotanu_ddsより引用)

この投稿に、「おっしゃる通り」「めちゃくちゃ同感です」「命は突然終わってしまうもの。明日があるかは誰もわからない」「やりたい事は思い立った時にやるのが一番」「やりたいことは今!今です!!自分が健康で元気なうちにやっちゃいましょう!」など、共感の声が多数寄せられました。

また、身をもって老後の不自由さを痛感している人も多く、「読みたい作品沢山あっても目がついていけない!」「まだ中年ですが、数年前に腰から下を傷めて遠出できなくなりました」という人や、大病を患ったり、身内の介護に追われる人も。「たとえ元気であってもお金がない」という声も目立ちました。ホント、しろたぬさんの言う通りですね。

さて、そんなしろたぬさんは、主に高齢者や障がい者、認知症の方の歯を治療する歯科医師さんだそうです。今回のツイートが大きな反響を生んでいることについて聞くと、「いいねしてくれた人の中の何人かでも実践してくれたら嬉しいですね。歯医者としては歯の大切さがもっと広まればよいなぁと思います」と話していました。

「時間ができたら」「定年になってお金ができたら」…と多くのことを我慢している人も多いのではないでしょうか。とはいえ人生は一度切り!本当に後回しでいいのか?考えてみてもいいかもしれませんね。