お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行と前田裕太が、11月2日よりAmazon Prime Videoで配信されているバラエティ番組『内村さまぁ~ず SECOND シーズン6』にゲスト出演。先日、都内で行われた収録後に取材に応じ、出演の感想を語った。

  • ティモンディの前田裕太(左)と高岸宏行

『内村さまぁ~ず SECOND』は、毎回ゲストを“司会者”として迎え、内村光良、さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズを相手に、その場まかせの展開で送る脱力系成り行きバラエティ。シーズン6の一発目となる今回、「芸人魂を懸けた本気勝負を挑む令和芸人はしご旅!!」と題し、お笑い第7世代の令和芸人と内さまの3人が、芸人魂を賭けた勝負を繰り広げる。

高校野球の名門である済美高校(愛媛)の野球部出身のティモンディは、野球企画で内さまの3人と勝負。特別ルールによる「ピッチング速球対決」と、ファインプレーのように見せて芸術点で競う「あたかもファインプレー」に挑戦した。

大先輩の内さまの3人との共演に、前田は「初絡みできてすごくうれしかったです」と感激。高岸も「平成も昭和もずっとみんなに元気を与えている方なので、学ぶべきことしかないなと。いい先生に出会えたなという感動の気持ちです」と喜んだ。

また、高岸は「少年野球の指導者みたいな、親戚のおじさんのような柔らかい空気で、ぜひみんなでお正月集まりたいなと思います。休憩中も野球の話とかしてくださったり、本当に優しかった」と3人の優しさに感謝。前田も「あれだけ芸歴を重ねていくとどうしても威圧感が出るけどそんなことない。芸歴を重ねてもあれくらい気を使えるというのは、我々も学んでいかないといけないなと思いました」と語った。

内さまの3人が理想的な後輩を探すという番組の裏テーマにちなみ、「理想的な先輩芸人はどんな人か?」と聞かれると、前田は「クオリティの高いことを何年もやり続けられるのはリスペクトしかない。方向性や芸風は違えど、みなさんすごいと思います」と何年も活躍している先輩芸人全員をリスペクト。高岸も「スタイルは違えど、みんなに元気を与えているという志は一緒だと思うので、みなさんリスペクトです」と同調した。

そして前田は「我々は年代は若いですが、『テレビって面白いぞ!』というのを見せていきたい」と力を込め、「内村さんやさまぁ~ずさんがコント番組に出演しているのを小さい頃に見て『お笑い面白い』と思い、芸人になるときもそれがひとつモチベーションになっていたので、今の子供たちが『芸人って面白い』、『テレビっていいな』と思ってもらえるように頑張りたいです」と語った。

次に『内さま』に出演するとしたらどんな企画をやりたいか聞かれると、前田は「今回は野球選手としてのオファーみたいな感じでしたが、お笑い芸人なのでお笑い企画をやりたいです。大喜利など。ずっと見ていたので、そういう企画に出られたら、小さい頃に見ていた『内さま』に僕らも出られているという実感が湧くと思います。今日は『内さま』に出た感がちょっと(笑)」とお笑い企画を希望した。

10月4日に行われたプロ野球・ヤクルト対広島戦で始球式を務めた高岸の涙と、キャッチャーを務めた前田と抱き合う姿が感動を呼び、今後さまざまな番組のスポーツ系企画へのオファーが続出しそうだが、前田としては「お笑いがしたい」という思いが強いそう。前田の身体能力もすごいと言われているが、「汗水流すのは高岸で十分かなと思っています」と笑った。

一方、高岸は「僕はチャレンジ大好きなので、どんなお仕事も、僕を通して勇気を与えられるのであれば全部お受けします。全部!」と笑顔全開でコメント。『内さま』でやってみたい企画については「僕自身、応援するためにこのお仕事をやっているので、お三方、(MCの)ビビる大木さんも含め、みなさんがやりたいことや夢を聞いて応援していく企画はやりたいです」と話した。

最後に、前田は「僕らは野球という特技で今回出演させていただきましたが、野球にそんなに携わってきていなかったお三方の野球の姿がいいです」と見どころを伝え、高岸も「50歳を超えても体をいじめ抜いて成長するんだというあの姿勢にみんなビタミンをいただいてほしい。お三方、そして大木さん含め、お四方の雄姿をみなさん楽しみに見てください」とアピールした。

ティモンディのほか、ぺこぱ、宮下草薙、ゾフィー、ザ・マミィ、ハナコもゲスト出演。MCはビビる大木が務める。

(C)内村さまぁ~ず製作委員会