スシローで「かに祭」が始まった。今回は本ずわい蟹や丸ずわい蟹など、複数のかにメニューが登場し、サイドメニューもかに尽くし。まるでかにのフルコースのようなフェア商品を実食してきた。
「かに祭」はスシローで毎年人気を集めるフェア。過去最多となる複数の種類のかにメニューが販売され、かに好きには見逃せない祭となりそうだ。早速気になるメニューを紹介しよう。
まるでかにのフルコース!
「大型本ずわい蟹&かに味噌和え」(300円)は、本ずわい蟹とかに味噌を同時に味わえるお得な一皿。本ずわい蟹の中でも大型のものを厳選しているそうで、かにの身がしっかりとしたサイズ感だった。かに味噌はたっぷりと盛られているので、濃厚な味わいを堪能できる。
鮮度抜群の本ずわい蟹を贅沢にも生で楽しめる「生本ずわい蟹」(150円)。ボイルされたかによりも柔らかくとろけるような舌触りがたまらない。甘さのある身は最後までしゃぶり尽くしておきたいところ。
「ボイル紅ずわい蟹」(100円)は、生よりも弾力のある身で、かにらしい甘みを感じられた。こちらは11月3日までの提供を予定しているが、無くなり次第終了となるそう。
上に乗せられたかに味噌がアクセントになった「丸ずわい蟹2貫」(300円)。身質は弾力があり、しっとりとみずみずしく食べ応えも十分。サイズも大きめで、300円でも納得の一皿といえそうだ。
今回個人的にハマったのがこの「3種のかにてんこ盛り」(300円)。トッピングはかに味噌といくら、丸ずわい蟹の身に、本ずわい蟹と紅ずわい蟹のほぐし身がこれでもかと盛られている。かにごとに異なる食感や味わいをじっくりと味わえる一皿。
変わり種だったのは「チリクラブ」(100円)。シンガポールの名物料理であるチリクラブをスシロー流にアレンジしているそうで、スパイシーでピリッとくる辛さが特長的。味がしっかりとついているので、醤油はかけずにそのままで食べることをおすすめしたい。
充実のサイドメニュー
サイドメニューでは、人気メニューがかにアレンジに。「本ずわい蟹の茶碗蒸し」(240円)は、かにの出汁が感じられ贅沢な味わい。ほたても入っているので、海の味覚をたっぷり感じられる。
「濃厚かに味噌ラーメン」(380円)は、贅沢にもかにが半杯使われている。蓋を開けてみるとかなりの存在感だ。添えられたかに味噌をスープに溶かすと、さらに風味が増して高級な味わいに。
「カニクリームコロッケ」(150円)、中身はホクホク衣はザクザクと食感が楽しい。滑らかなクリームはしっかりとかにの風味。写真で見るよりも実物はかなり大きいので、満足感もある。
お持ち帰りもかに!
持ち帰り用メニューでは、「かにちらし」(780円)が登場。どーんと乗せられたのはボイルされた本ずわい蟹。その下は紅ずわい蟹と本ずわい蟹のほぐし身が敷き詰められている。いくらもトッピングされて、お得なちらし寿司だ。
匠の一皿は店内仕込み
スシローがすし以外の匠とタッグを組みメニュー開発を行う「匠の一皿プロジェクト」からも新メニューが販売されていた。スパイスと食材を巧みに使いこなす京都の話題店「ブランカ」の吉岡氏が考案している。
「絶品生サーモンねぎとろ」(150円)は、生サーモンを店内でたたきネギと合わせることで、食材の風味が際立っている。ねっとりとしたサーモンにシャキッとしたネギがアクセントに。プチプチのいくらが弾ける感覚も楽しめる。
「絶品生サーモンとろたく」」(150円)は、たくあんのこりこり食感がくせになるメニュー。こちらも店内でたたいて仕込まれているとあり、口に入れた瞬間の風味が別格。かなり本格派な創作すしといえそうだ。
〆のデザートは別腹
人気デザートべつばらシリーズからは、北海道の素材にこだわったデザート「なまらミルクの北海道シフォンケーキ」(300円)が新登場。
すっきりとした甘さのべつばらクリームに、濃厚ながら爽やかなアイスがまさに北海道!というミルク感。合わせて食べてもくどくない甘さだ。シフォンケーキはしっとりとしながら口溶けがよく、食後でも重すぎないのがありがたい。
今回のかに祭は種類がとにかく多く、かにだけでもお腹いっぱいになれるフェア。普段は食卓に並ぶ機会が少ないであろう高級かにを食べられる絶好のチャンスだ。店舗や商品によっては売り切れ次第で終了となることも。今の機会にチェックしておきたい。
※価格は全て税別