映画『水上のフライト』(11月13日公開)の完成報告会見が21日に都内で行われ、中条あやみ、杉野遥亮、小澤征悦、兼重淳監督が登場した。

  • 杉野遥亮

    杉野遥亮

同作は実話から着想を得たオリジナル作。自分の実力に絶対の自信を持つ高慢な遥(中条)は、走高跳で世界を目指し、有望スポーツ選手として活躍していた。だがある日、不慮の事故に合い、命は助かったものの2度と歩くことができなくなってしまう。将来の夢を絶たれた遥は、心を閉ざし自暴自棄になるが、周囲の人々に支えられカヌーという新たな夢を見つける。

勝負の話ということで、「験を担ぐ時にしていることは?」という質問に、監督は「髭を整える」と回答する。続く杉野が「早く寝る、とかですかね。お風呂とかもお湯に入ったり……」と答えると、周囲は不思議そうな空気に。MCの笠井信輔アナが「験担ぎの意味は、いいことがあるようにということで、祈るみたいな……」と丁寧に説明すると、杉野は「ああ〜そうなんですね! じゃあ特にないかもしれないです」と答え、耳まで真っ赤に照れると会場は大爆笑。天然を炸裂させる杉野に、小澤は「もうやめてよ、お前の後しゃべりたくないんだよ!」と苦笑していた。

また中条は「頑張りたい時はお米を食べるようにしてます。そっちの方がパワー出る気がする」と語り、小澤は「大事な撮影の時は赤パンを履いています」と意外な答え。小澤は「ルーティーンで赤パンを履くんですけど、その中でも特に『このパンツを履いた時はいい芝居ができた』というパンツがあって、今日もそのパンツを履いてます」と告白する。「杉野を超えるにはこれくらいしかないんですよ!」ととっておきのネタを披露した小澤は、「赤パンは20枚以上持ってます。赤いものを体につけると元気が出るらしい。もう10年以上前から赤パン1本です。いろんな赤があるけど。干すと壮観です」と明かした。