女優の井頭愛海、俳優の板垣瑞生、瀧川元気監督が17日、東京・渋谷HUMAXシネマで行われた『鬼ガール!!』公開記念舞台挨拶に登壇した。

  • 左から板垣瑞生、井頭愛海、瀧川元気監督

鬼であることにコンプレックスを抱きながらも、恋や青春に憧れる鬼瓦ももかを演じた井頭。撮影中は完成のイメージが湧かなかった「怪我が急速に治る“鬼回復”」のシーンが、CGを使ってうまく再現されていた、と印象的なシーンを語った。

続いて役との共通点を聞かれ「家族構成がとても似ていて、私も幼い弟と妹がいるんです」と明かす。MCから「鬼になった妹を人間に戻そうと努力しますよね?」と問いかけられると「えっと……妹は、もともと鬼の設定なので、人間に戻すというのは違う作品かな?」と、同日公開の“鬼”にまつわるアニメ映画『鬼滅の刃』を思わせるトークに、ツッコミを入れた。

映画作りに奮闘する蒼月蓮を演じた板垣は、地元のエキストラの協力もあり、一体感のある現場だったと振り返る。またもやMCから「蓮が最後に生み出した“呼吸法”がよかったな」と振られると、今度は瀧川監督が「そうそう板垣くんの“イケメンの呼吸法”ね、紅蓮華から始まって……、ってそれ『鬼滅の刃』や!」と大阪人ならではのノリツッコミを入れ、会場を盛り上げた。

(C)2020映画「鬼ガール!!」製作委員会