女優の柴咲コウが主演する日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』(毎週土曜22:00~)が10日にスタート。番組平均視聴率は世帯11.1%、個人5.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)をマークした。

鈴木保奈美(左)と柴咲コウ=日本テレビ提供

柴咲演じる望美は、ブレーキの壊れた自転車で坂道を飛ばしたため、崖から大きく放り出されてしまうという不慮の事故に。25年ぶりに奇跡的に目覚めたとき、望美は、心は10歳、体は35歳になっていた。

SNSでは、その柴咲の演技に反響が続出。「泣けてくる」「ほんとの10歳みたい」「泣き方が凄すぎ」「演技に鳥肌立つ」と圧倒された声があがった。

さらに、3日前には『東京タラレバ娘2020』で金髪だった坂口健太郎がひげを生やした姿や、月9ドラマ『SUITS/スーツ2』ではバリバリの弁護士を演じる鈴木保奈美のグレイヘア姿も話題。

望美の家族や初恋の幼なじみ等それぞれが抱えている問題の重さや深さに、「衝撃だった」「めっちゃ泣ける」「すげえドラマが始まったな」「ゾクッとする」「設定が凄まじすぎて呆然」など、驚きのコメントが寄せられている。

17日放送の第2話では、望美は事故が原因で眠っている間に、25年の月日が流れた現実を受け入れようと決意したものの、体にも世界にもまだまだなじめない。しかし、早く大人になるよう急かす多恵(鈴木)から子供っぽい言動を注意されてしまう。一方、愛美(橋本愛)は仕事と恋にストレスを抱え、進次(田中哲司)は再婚相手・加奈(富田靖子)の連れ子・達也(竜星涼)との関係に頭を悩ませていた。

別々の場所で人生の行き詰まりを感じている家族。自分のせいで家族がバラバラになってしまったと知り、苦しむ望美。そんな中、愛美から恋人代行の依頼を受けた結人(坂口)は、望美がどうしているか気になって……。