女優の高橋ひかるがパーソナリティを務める『高橋ひかる Highway Runway』(JFN系)が、10月1日よりスタートした。

高橋は、自身の公式YouTubeチャンネル「たかしの部屋」でもあふれるラジオ愛を明かしたほか、自身も“リトルトゥース”(『オードリーのオールナイトニッポン』リスナーの呼称)を公言している『オードリーのオールナイトニッポン』へのゲスト出演も話題となった。

そんな高橋が、ラジオやオードリーに対する熱い思いを語ったほか、自身の公式YouTubeチャンネルについても話した。

■芸人さんのラジオは「すごく人間味がある」

  • 高橋ひかる

    高橋ひかる 撮影:宮川朋久

――高橋さんのYouTubeを拝見すると、お笑い芸人さんのラジオをよく聴いているそうですが、芸人さんのラジオをかなり聴くようになった理由をお聞かせください。

芸人さんのラジオはすごく人間味があるというか、生々しいというか。「生きてるんだな、この方達」って。すごく不満があったら、不満とかもバーって言ったり、「こんなこと、すごく親しくないと聞けないよな」みたいな話をたくさんしてくださったりします。「お話聞いてて楽しいな」って聴いていたら、どんどん芸人さんの深夜ラジオにハマっていった感じですね。

――Creepy NutsのDJ松永さんが『オードリーのオールナイトニッポン』について「生き様が見える」と話してましたが、まさにそんな感じですね。

そうなんですよ。アルコ&ピースさんの『D.C.GARAGE』みたいな感じで、本当のことを言わないで、嘘みたいことを話したりするのも面白いなと。そういう女性じゃ話せないようなというか……なんて言えばいいんだろう、難しいな……。私、ラジオの魅力を語るのが本当にうまくなくて。

――いやいや、そんなことないですよ。

でも最近、自分で言ってるから仕方ないんですけど、ラジオ好きってことがバレ始めて、なんか聴けなくなってくるというか。まさに“ハスってる”んですけど(笑)。でも本当にラジオは好きですね。芸人さんのラジオは数え切れないぐらい魅力がありますが、それを伝えるのが本当難しくて、毎回悔しいです。

■オードリーの2人に共感する理由

――YouTubeでは、DJ松永さん、若林(正恭)さん、岩井(勇気)さん、相田(周二)さんの名前を挙げ、「真面目に見えて、自分なりの考え方をたくさん持っている方のトークがすごい好き」とも話されてましたね。

若林さんは人見知りのところとか、独特の感性というか、本とかでの表現の仕方とかもすごく好きです。「破壊衝動がある」というのもすごい分かるなと思って。私もたまにiPadを持ってると、「これ絶対割っちゃいけないな」と思いつつ割りたくなったりするんですよ(笑)。なんかしちゃいけないことってしたくなるじゃないですか。そういうことも発信してらっしゃってて、共感しますね。

相方の春日さんにも、私はもともと「春日語」みたいな言葉をずっとしゃべっていたので、共感するところがあります。お母さんに「私、春日語をしゃべってるらしいわ」って言ったら、「え、これ春日語なん?」って言われたぐらいナチュラルにずっと話してたので(笑)。「古井ひでおチャンネル」もチャンネル登録しています(笑)。

――「古井ひでおチャンネル」を登録してるんですね(笑)。

あと、「しゅーじまんチャンネル」も登録しています(笑)。最近、曲を出されたりとかもしてましたよね。やっぱりみなさん、発信力というか創造力がある方が多いなと思うので、勉強になります。

――とはいえ、深夜ラジオは昔の話題や身内ネタなども多いですが、意味が分からなかったりするんじゃないですか。

『バナナマンのバナナムーンGOLD』とか、身内ネタが多い番組もありますよね。最初は分かんないんですけど、どんどん調べていくうちに、「これはこういうことなのか」って紐解いていくのも楽しいです。

なかなか身内ネタとかが分からないから聴きづらいと思う方もいらっしゃるかもしれないですけど、ヒントがたくさん転がっていたり、リスナーの方は皆さん優しい方が多いので教えてくださったりもしますから、私はそれが逆にすごく楽しいです。

――調べていくのが好きなんですね。

そうですね、パソコンが好きなので(笑)。情報収集は趣味にピッタリです。オードリーさんのラジオも、「1年史」(2011年に出版された『オードリーのオールナイトニッポン 一年史』)とかにトークが載ってたりするので、それを読むだけでも楽しいですし。だんだんお2人が話してる様子が、文章でも脳内再生されるようになってくるというか、「お2人はこういう会話してそうだな」みたいなことを想像するのも結構好きです。