マイナビは10月6日、「中途採用実態調査(2020年)」を発表した。調査は7月31~8月7日、中途採用業務を担当する人事担当者1,910人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「今後の採用意向」について聞いたところ、「今後は積極的になる」(8.3%)、「今後はやや積極的になる」(15.0%)、「以前と変わらない」(39.1%)、「今後はやや消極的になる」(19.7%)、「今後は消極的になる」(14.3%)、「今後採用活動は行わない」(3.6%)となった。

  • 今後の採用意向

そして、「緊急事態宣言後の正社員の過不足感」について聞くと、「とても余剰感を感じている」(6.3%)、「余剰感を感じている」(19.0%)、「ちょうどよく充足している」(26.2%)、「不足していると感じている」(39.7%)、「とても不足していると感じている」(8.8%)となっている。

  • 緊急事態宣言後の正社員の過不足感

続けて、「WEB面接の満足度と今後の利用意向」について尋ねると、「満足しているので、今後も利用する」(40.2%)、「満足しているが、今後は利用しない」(9.3%)、「不満足だが、今後も利用する」(47.1%)、「不満足で、今後は利用しない」(3.4%)という結果だった。

  • WEB面接の満足度と今後の利用意向

『マイナビ転職』編集長の荻田泰夫氏は「WEB面接には『求職者の人柄が分かりにくい』などの課題もあるものの、約9割の企業が今後も利用すると回答し、採用手法として定着していくことが予想されます」とコメントする。