舞台『アサルトリリィ The Fateful Gift』

9月3~13日の期間、東京建物 Brillia HALLにて開催にて開催された舞台『アサルトリリィ The Fateful Gift』が公演開催から2週間経過した現在において、新型コロナウイルスによるクラスターの発生及び感染が確認されていないことを発表した。

本公演は当初600名ほどの定員の会場で公演を予定。感染拡大防止対策のために会場定員が約2倍の会場に変更することで、ソーシャルディスタンスと、当初の定員数を動員することの両立を目指して運営したとのこと。

●以下、高円寺に実施した具体的な感染症対策

■出演者・スタッフの感染拡大防止対策
・稽古期間から本番期間まで毎日の体調確認
・入館前、退館時の検温(37.5℃以上は入館不可)
> ・手指消毒の徹底 ・設営/撤去時から全員マスクを着用し、必要なセクションはフェイスシールドを着用し密を避ける
・入館前に全館消毒を実施
・楽屋は常時空調を換気運転し、定期的な窓解放による換気を徹底、机にはアクシルシートを設け、対面にならないように対策
・ヘアメイク・スタイリストのフェイスシールドの利用
・場内喫煙所を廃止
・食事は全て弁当にて手配、ドリンクは個別のものを用意

■グッズ販売における対策
・公演会場ではパンフレットのみの取り扱いによる混雑回避
・グッズ販売は会場内で実施せず、近隣の店舗にて実施
・営業時間を調整し、会場の混雑緩和を対策
・受注や事後通販を実施することで、期間内の混雑に対応
・店舗入店時の体温チェックや消毒の強化

■入場口での感染拡大防止対策
・すべての導線に消毒液を設置
・トイレの高頻度接触部の巡回清掃を実施
・トイレの一方通行による三密回避

■開場時の対策
・時間帯をわけて分散入場を実施
・お客さまと接するスタッフはマスクのほかフェイスシールドと手袋を着用
・サーマルカメラで検温実施(37.5℃以上は入場不可)
・係員により手指の消毒を励行
・もぎりは非接触で実行
・各種受付には飛沫防止のビニールカーテンを設置

■客席内/演出における対策
・定員1,300人に対し、1公演の最大定員を600人に設定
・ステージから客席までの距離の確保
・お客さま同士の距離を1席以上確保した座席プラン
・お客様にマスク着用をお願い
・お客様の発声の禁止
・会場での水分補給以外の飲食禁止
・マウスシールドを着用し、キャスト感の感染も対策
・お客様用の椅子の消毒を毎公演実施
・休憩時間を設け、客席内の換気を実施

■退場時の対策
・密集を避けるために規制退場を実施
・場外でも密集を避ける案内の実施

●ピウス・林修司プロデューサーコメント

演劇界にとって、非常に厳しい状況下の中、初日稽古から千秋楽まで、全キャスト、スタッフが意識を高く持って、こんな時代でも演劇は作れるんだと証明してくれました。素晴らしい作品でした。そして素晴らしい座組みでした。またこのメンバーと演劇を作りたいとおもいます。

(C)AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト