履歴書で真面目さを自己PRする例文

履歴書で真面目さを自己PRする例文として、200文字の例をいくつか紹介します。

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    履歴書で真面目さを自己PRする例文

資格取得でコツコツ努力して目標達成

資格取得は、難易度が高ければ高いほど、地道さが求められる経験で、真面目さをアピールするいいエピソードです。どのように目的の資格に合格したか、自分のやってきたことをそのまま自己PR文にまとめましょう。

(結論)
私の長所は、目標を決めてコツコツ実行する真面目さです。

(課題)
IT系の仕事が希望でしたので、私は就活が始まるまでに応用情報技術者の資格取得を目指しました。

(アピールポイントによる解決)
大学2年で基本情報技術者、大学3年の秋には応用情報技術者の資格を取るため、予定を立てて試験に間に合うよう勉強を進めました。

(成果)
結果として、予定通りの学年で試験に合格しました。

(最後のPR)
この真面目さを活かし着実に仕事を進めることで、御社に貢献したいと私は考えています。

アルバイトでの継続性をアピール

ひとつのアルバイトをずっと続けていた場合は、継続的に仕事を続けられる真面目さをアピールできないか検討してみましょう。以下は、困難な状況でも仕事を続けてきたことをアピールする例文です。

(結論)
私の長所は何事も粘り強く続ける真面目さです。

(課題)
アルバイト先は、店長が非常に厳しく人の入れ替わりが激しい職場でした。

(アピールポイントによる解決)
私はストレス解消や気分転換を心掛けることで仕事を続けるよう努力しました。気の合うバイト仲間との会話や、計画的な休暇は気分転換に役立ちました。

(成果)
結果、アルバイトはその1ヶ所で今まで続いています。

(最後のPR)
この粘り強さを活かし、困難な状況でも工夫して仕事を続け、御社に貢献したいと私は考えています。

学生生活(部活・ゼミ活動)での責任感アピール

学生生活では、部活やゼミ活動などで、責任感をもって事に当たった経験があればそのエピソードを通じて、自分の真面目さをアピールしましょう。以下は、部活で会計を担当し、責任感を持って問題に対応した、という例文です。

(結論)
私の強みは、何事にも責任感を持って当たる真面目さです。

(課題)
部活では会計を担当しましたが、前任者は部費を滞納する人を放置し、会計処理もいい加減でした。

(アピールポイントによる解決)
私は帳簿を整理し、部費の滞納者に対して我慢強く交渉し、コツコツ部費を集めました。

(成果)
結果、私の担当した年で会計は正常化し、部費を滞納する人もいなくなりました。

(最後のPR)
この責任感を活かして問題に対応することで、御社に貢献したいと私は考えています。

インターンでの根気強さアピール

アルバイトとはまた違う仕事経験ができるインターン。長期インターンを体験している場合、根気強さや真面目さをアピールできるエピソードがないか思い出してみましょう。

(結論)
私の長所は、一度始めたことは途中で投げ出さない根気強さです。

(課題)
インターン初日、仕事に裁量権がなくバイトと同じ仕事しかできなかった私はショックを受けました。

(アピールポイントによる解決)
しかしこの仕事はすぐに裁量権が持てるほど甘くはないと思いなおし、一層集中して仕事に取り組みました。

(成果)
その結果、2ヶ月目からは裁量権が与えられ、いい就業体験ができました。

(最後のPR)
この根気強さを活かし、着実に仕事を進め仕事に当たり御社に貢献しようと考えています。

前職での慎重さ・根気強さのアピール(転職時)

転職時は、前職での経験から真面目さをアピールします。ここでは、前職の仕事で慎重さや根気強さをアピールする例文を紹介します。

(結論)
私の長所は、慎重かつ確実に仕事を進める真面目さです。

(課題)
前職でも検品担当でしたが、非常に品質が悪い製品の検品担当となりました。

(アピールポイントによる解決)
不良一覧を検証して類似不良が多いことに気づいた私は、見直し観点をまとめて開発・検品部隊全員で共有し、慎重に検品を進めました。

(成果)
その結果、その製品は出荷後も大きな問題を起こさず、会社のヒット商品に成長しました。

(最後のPR)
この真面目さを御社の検品でも活かし、業績に貢献したいと考えています。

職務経歴書での計画性自己PR例文

職務経歴書では、履歴書でまとめた自己PRをさらにくわしく説明します。過去のエピソードや解決手段に厚みを持たせることで、より説得力のある自己PR文を作成できます。

以降は、職務経歴書に適した文章量の例文をご紹介します。

  • 職務経歴書での計画性自己PR例文

    職務経歴書での計画性自己PR例文

前職(一般職)での慎重さをアピール

(結論)
私の長所は、慎重確実に仕事を進める真面目さです。

(課題)
私は一般事務として部署の仕事を側面で支援する仕事をしていました。経理に提出する書類や旅費伝票の処理など、雑務はすべて私の担当です。特に苦労した点は、提出物をなかなか提出しない人が多かった点です。

(アピールポイントによる解決)
私は、Excelで提出物の一覧を作り、期限と提出した人、していない人がひと目でわかるように管理し、その一覧を部署全員に公開しました。このようにすることで、書類の提出フォローが簡単になり、漏れなくフォローできるようになりました。また、提出書類には必ず目を通し、間違いを少なくすることで、書類の提出先や部署の人間が書類の訂正で手を取られることを予防しました。

(成果)
結果として、私の部署では提出書類のミスが少ないと総務部門の課長に感謝されました。

(最後のPR)
この慎重さを活かし、御社でも確実に仕事を進めることで貢献をしたいと私は考えます。

前職(サブリーダー以上)での責任感アピール

(結論)
私の長所は困難な状況でも仕事を完遂する責任感です。

(課題)
私は、前職でホテルのスーパーバイザーとして働いていました。お客様に心地いい時間を過ごしていただくため、ホテルの清掃には特に気を使い、ベッドメイクが終わった後の状況はいつもチェックして、清掃レベルの維持に努めていました。そんなある日、リネンの入荷が遅れてベッドメイクができなくなるという緊急事態が発生。このようなトラブルは経験がなく途方にくれました。

(アピールポイントによる解決)
私はすぐに、他のリネン会社に片っ端から連絡。必要なサイズのリネンを至急調達しました。それとともに、部署を超えてベッドメイキングに当たる人員を確保し、ベッドメイクの時間を短縮するように工夫しました。

(成果)
その結果、何とかチェックインの時間までに部屋の提供ができるよう間に合わせました。

(最後のPR)
この責任感と柔軟な対応力を活かし、御社の仕事でも状況に合わせて臨機応変に対応することで貢献をしたいと私は考えます。

前職(営業職)での根気強さアピール

(結論)
私の強みは、根気強く相手と交渉して信頼を勝ち得る真面目さです。

(課題)
私は営業職でしたがトラブル処理が得意でした。そんな私でも苦労した苦情は、自社製品がトラブルで稼働せずクライアントが激怒したケースでした。製品の修理部署からは修理に1ヶ月ほどかかると言い、クライアントからは1週間以内に何としても動かせと強い要望があり、交渉は困難を極めました。

(アピールポイントによる解決)
私は、修理部署と交渉して2週間で修理を完了するよう説得し、クライアントには自社の不手際を誠心誠意謝った上で、自社の修理部署の状況を説明して、2週間で修理完了するよう特別に動くことを伝え説得。了承を取り付け修理に入った後も、クライアント側には逐次状況を報告し信頼を損なわないよう注意しました。

(成果)
結果、無事2週間で製品は稼働し、クライアント様にお褒めの言葉をいただきました。

(最後のPR)
地道な交渉力を活かし、御社でもクライアントの信頼を得て業績に貢献したいと私は考えます。

前職(技術職)での慎重な仕事振りをアピール

(結論)
私の長所は、慎重かつ確実に仕事を進める真面目さです。

(課題)
前職ではとある金融システムのバックエンド部分を担当していました。一部機能が別システムと統合するというプロジェクトに参画したところ、非常に品質の悪い機能があり、その担当をすることになりました。

(アピールポイントによる解決)
私は、不具合が多い原因を調べました。その結果、連携先の担当との意思疎通が不完全で細かい仕様の齟齬が多々発生しているという事実を確認し、改善を進めました。私は、理解できない仕様は連携先の担当と打ち合わせ、不明点をなくすように注力しました。また仕様について打ち合わせた後は、必ずその場で決まった仕様をチーム全員に共有し、連絡漏れにも注意しました。

(成果)
設計の品質向上を重点的に行った結果、問題機能の品質は大幅に改善。システムは無事リリースし、安定して稼働しています。

(最後のPR)
この真面目さを御社の検品でも活かし、業績に貢献したいと考えています。

資格取得での継続性アピール

(結論)
私の長所は、大きな目標を必ず達成するために努力を続ける継続性です。

(課題)
中小企業診断士の資格は、試験勉強が1000時間以上必要といわれ、長丁場で計画的な勉強が必要です。私は中小企業診断士とは無関係の仕事をしているため、勉強時間の捻出だけでなく、独学で進めるか予備校に通うかといた勉強の進め方も検討の必要がありました。

(アピールポイントによる解決)
まず私は、自分と同じように別分野の仕事をしていて資格を取った人の体験記を徹底的に調査しました。さまざまな勉強方法がありましたが、自分は予備校を利用して勉強を進めるのがいいと判断し、3年計画で試験勉強を進めました。1次試験は予備校に通って2年目に取得、2次試験は独学で3年目に取得する、という計画です。

(成果)
結果、試験勉強を開始して3年で中小企業診断士の資格を取得しました。

(最後のPR)
この大きな目標を達成するための創意工夫と決めた計画を遂行する継続性を活かし、御社に貢献したいと私は考えています。