真面目さを長所として伝えるためには、表現や伝え方に少々工夫が必要です。
本記事では、真面目さを自己PRする際、長所として伝えるためのポイントについて解説します。また、真面目さを表現する際、他の言葉に置き換える方法や、真面目さが長所だと伝えるため、一緒にアピールするといい個性についても紹介します。
自己PRで「真面目さ」をアピールするコツ
自己PRで真面目さを採用担当者にうまくアピールするにはいくつかのポイントがあります。
「真面目」を具体的な表現へ言い換える
真面目、という言葉は、長所と短所の両方で使われるため、話の流れ次第では短所として聞こえてしまう場合があります。そこでおすすめしたい方法が、真面目さを具体的な表現へ言い換えることです。
どういう面で真面目なのかを表現することで、真面目さが長所として聞こえるようになります。以下は、真面目さを具体的な表現へ言い換えた文例です。
- 私の強みは、あきらめずに最後までやり抜く真面目さです。
- 私の強みは、着実に仕事を進める真面目さです。
- 私には、責任感を持って仕事に取り組む真面目さがあります。
- 私の長所は、何事にも努力をいとわない真面目さです。
自分なりの真面目さを表現できたら、自己PR文の作成に入りましょう。
言い換えたプラスイメージの言葉を結論で説明
自己PR文は、以下の構成で検討を進めると作成しやすくなります。
順番 | 内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | 結論 | 自分の長所を端的に説明 |
2 | 課題 | 過去エピソードより、解決するべき課題 |
3 | アピールポイントによる解決 | 自分の長所でどうやって課題を解決したか、その方法を説明 |
4 | 成果 | 解決の結果どのような成果が出たか、数字を使えればベスト |
5 | 最後のPR | 自分の長所を使って会社にどう貢献するかを説明 |
真面目さを具体的な表現に言い換えた文章は、自分の長所を端的に表現できるため1の「結論」として使えます。
真面目さを示す過去エピソードを考える
次に、自分が伝えたい結論について説明できそうな過去のエピソードを思い出します。過去エピソードは、自分らしさが出る内容のものを選びます。
エピソードを探せたら、課題・解決・成果の順番で文章を作成しましょう。そのエピソードから、どんな課題があってどう解決し、成果はどうだったかを説明します。
真面目さの仕事への活かし方を締めくくりで説明
過去エピソードの部分で、アピールポイントの具体的な内容を説明できたら、最後の自己PRを考えましょう。これまで説明してきた自分の長所をどう活かして会社に貢献するかを検討します。会社へのアピールとしては、この部分が重要です。
自己PR文が完成したら、全体を読み返して、論理的に矛盾がないかどうかを確認しましょう。自分の真面目な部分が長所として受け取れる内容になっているかどうかも確認の重要ポイントです。