三菱自動車工業は、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のデザインを一新するとともに、同社としては2車種目となるPHEV(プラグインハイブリッド EV)モデルを新たに設定し、2020年度内の発売を予定している。
2017年に発売し、グローバルに展開してきた「エクリプス クロス」は、スタイリッシュな クーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した、クロスオーバーSUVとして好評を博してきた。今回のモデルチェンジでは、フロントフェイスとリヤ周りのデザインを大幅に変更し、上質感を高めながらクーペSUVならではの流麗なフォルムを実現している。
新型「エクリプス クロス」のデザインについて、同社のデザイン本部長である渡辺誠二氏は「この新しいデザインは、『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』 のエッセンスを用い、従来から持つ力強さやダイナミックさをキープしつつ、クーペSUVらしい流麗さやエレガントさを強化しました。新型『エクリプス クロス』を、新しい三菱デザインのプロローグとして位置づけています」と語っている。
また、従来のエンジンモデルに加え、新たにPHEVモデルを設定。PHEVモデルの導入は同社として2車種目となる。2013年に発売以来、グローバルで累計26万台以上を販売、プラグインハイブリッドカテゴリーにおいて世界最多販売台数を誇る「アウトランダーPHEV」で磨き上げたPHEVシステムを「エクリプス クロス」専用に最適化して搭載し、「行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したい」というユーザーの想いに応える電動SUVとしている。