お笑い芸人の東野幸治がパーソナリティを務めたニッポン放送『東野幸治のオールナイトニッポン』が、21日深夜(25:30~27:00)に生放送された。(放送から1週間まで「radiko」タイムフリーにて聴取可能)。
東野はある局でラジオ番組をスタートする予定だったが、スポンサーがつかずに流れてしまい、今年2月からYouTube上で「東野幸治の幻ラジオ」をスタート。
「東野幸治の幻ラジオ」が評判を呼んだこともあってか今回、『東野幸治のオールナイトニッポン』が実現した。
番組では、Podcastで配信されている文化放送『髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』から、髭男爵・山田ルイ53世と放送作家・ウノTもゲスト出演。
さらに番組ラストでは、東野が津軽三味線を披露した。
マイナビニュースでは生放送に密着。そして生放送終了直後の東野を直撃した――。
――放送を振り返っていかがでしょうか。
最後、時間がなくて、山田ルイ53世への愛情をもう少し減らせばよかったなと思いました(笑)。でも、ゲストで呼ばれたことがある『ルネッサンスラジオ』の2人が来てくれたんで、恩返しはできたかなと。
――Twitter上でも、「『ルネッサンスラジオ』を聴きたくなった」との声がありました。
じゃあ良かったです。ニッポン放送の人は嫌やと思いますけど(笑)。本当に申し訳ないです(笑)。
――放送時間的には、伊集院さんの番組(TBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』)の真裏でしたね。
“ラジオ界の帝王”に胸を借りる、ぶつかっていけるのは光栄でしたね。
――東野さんは「幻ラジオ」をされていますが、今回は『オールナイトニッポン』実現となりました。
最初で最後ですから、楽しくできましたよね。次をやる気がないっていうか、そんな感じでした(笑)。
――いつもやられている「幻ラジオ」とは違いましたか。
全然。聞いてくれる人がいるし、笑ってくれるし、いろんな大人がいてるから単純に楽しいですよ。
――“幻民”に言葉をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいですか。
一応「幻ラジオ」を聞いてる人に分かるようなことをやった方がいいだろうなと思って、最後にちょっと“クレーマークレーマー”の話なんかも入れました。一応言いましたから。
――今田さんと東野さんの大ファンである“イマヒガチルドレン”寺坂さんが今回、放送作家を務めましたね。
感慨深いですよ。逆にありがたいというか、恩人ですっていう感じです。でもアイツは、気持ちは星野源さんでしょ(笑)。一応これをやって、恩人に1回お礼を言って、おしまいでしょ(笑)。
――放送では「スマートさん(=番組ディレクター)にハマりたい」と話してましたが、手ごたえはいかがでしたか。
全然ないです。最後の提供読みも間違ってるし、時間配分もしてなかったし。三味線も手がネチネチして全然動かなくて、また失敗してもうたって。カラオケボックスでの俺、見せてやりたいんですけどね(笑)。
――今後、第2弾などといった展望はありますか。
いやないでしょ、そんな。もうおじいちゃんですよ。今回、「1回こっきりだから許してくれるだろう」みたいな感じもあったと思うんですけどね。また呼んでいただけるのであれば、ありがたいですけど、そんな世の中甘くないんじゃないかとは思いますけどね。