ジェーシービー(以下、JCB)は9月15日、1,000人を対象にしたインターネット調査「令和2年 みんなのおうち時間」の結果を発表。同日、都内ではタレントのみちょぱさんを招いたPR発表会が開催された。

  • JCBが「令和2年 みんなのおうち時間」PR発表会を開催。ゲストに、タレントの"みちょぱ"こと池田美優さんが招かれた

キャッシュレスへの変化とは

アンケートは、全国の15歳~79歳の男女1,000人を対象に実施(データ集計期間は2020年8月26日~8月27日)。調査の結果、約4人に1人が「キャッシュレス利用頻度が増加した」という。

今回の取り組みを実施した背景について、ジェーシービー広報部長の三井正滋さんは「新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでとは異なる日常を強いられている人たちを応援したい、という気持ちで企画しました」と説明する。

  • ジェーシービー広報部長の三井正滋さん

JCBが月に2回発表している国内の消費指数「JCB消費NOW」によれば、今年の消費動向は4月後半を底にして回復傾向にあるものの、直近では足踏みが続いている状況。そんなコロナ禍の中、「令和2年 みんなのおうち時間」の調査からは、現金からキャッシュレスへの移行がさらに加速したことが明らかとなった。

三井さんは「この時期だからこそ起こった変化。官民の取り組みが浸透してきたことも伺いしれます」と手応えを口にする。オンラインショッピング・定額サービスについては利用者、利用金額ともに伸長。最近では特に、70代を含む幅広い年齢層で利用が増加しているという。

  • おうち時間で購入された家具・家電、1位はスマートフォンだった(調査回答から)

  • 約4人に1人がキャッシュレスの利用頻度が増加。特に60代以上の利用頻度が増加した

「ネガティブな話題の多いコロナ禍ですが、調査結果からは、新しい趣味を見つける人が増えたこと、また年配の方たちが若者の文化を取り入れ始めていることが分かった。少しでも前向きに楽しもうという皆さまの気持ちが垣間見え、非常に元気づけられた次第です」と三井さん。JCBでは、そんなポジティブな挑戦をこれからも応援していきたいとしている。

  • コロナ禍で大切だと気づいたこと、最多は「家族の大切さ」だった

みちょぱが自粛期間中に買ったものは?

ここでゲストにタレントのみちょぱさんが登場。自粛期間中の過ごし方について聞かれると、「以前からインドア派だった」と話し、「仕事が空いた期間はひたすらゲームをしていた」と明かした。

  • 「同じマンションの隣の部屋にママが住んでいるので、あつ森(あつまれどうぶつの森)を一緒にしていました」と語るタレントのみちょぱさん

また自粛期間中に買ったものを聞かれると「携帯をいじる時間が増えたので、洋服を見る回数も増えました。あまり高いものではないんですが、ネット決済で服をめちゃくちゃ買いましたね。あとは、スーパーの買い出しも回数を減らさないといけなかったので、まとめ買いをしました。でも、冷蔵庫が小さくて。毎日、母親に食べさせてもらっていることもあり、カード決済でママに最新の冷蔵庫を買ってあげました」と語っていた。

みちょぱさんは、コンビニなどでキャッシュレス決済を利用するようになったのも、つい最近だという。

「前までは、現金で支払うことが多かったんです。でも、お金って色んな人が触っているので衛生面も気になる。触るたびに手をアルコール消毒していました。このコロナをきっかけに、携帯電話でピッとできるようになった。一瞬ですもんね、レジでお財布を出さなくて良いのがうれしい。もっと早くから使っていれば良かったけれど、このご時世で使えるようになったので、良かったと思います」

このほか、JCBでは2020年9月15日~9月22日の期間、「クイズ! みんなのおうち時間キャンペーン」を実施。JCB公式twitterにて今回の調査結果をもと出題されるクイズを、アカウントフォロー後、回答を選択しツイートすると、抽選で合計30名にギフティプレモ15,000円分がプレゼントされるという。