レディースニーハイブーツのおすすめ10選【2021】流行りのローヒールなど!
【この記事のエキスパート】
下着研究家・足と靴のカウンセラー:青山 まり
ブラジャー研究家・下着研究家・作家。
新しいジャンルを切り拓いた女性に贈られるキャリアクリエイト部門で日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」受賞。
消費者の立場で活動している。新聞・雑誌・講演・テレビ出演多数。著書に『ブラの本。』(サンマーク出版)『着るだけダイエット』(東邦出版)ほか多数。
また、2014年に足の怪我をしたことがきっかけで足と靴の研究を始める。フットケアの専門スクールに通い、フットケアアドバイザーとシューフィット、中敷き調整の技術を身につける。
その後、靴工房と靴専門店にて経験を積み、現在「足と靴のカウンセラー」としても活動中。
この記事では、足と靴のカウンセラーである青山まりさんへの取材をもとに、レディースニーハイブーツの選び方とおすすめのアイテムをご紹介!ローヒールやレザー素材、編み上げデザインなどおしゃれな商品を厳選! プロが選ぶおすすめランキングも発表しているので参考にしてください。
レディースニーハイブーツの魅力
レディースニーハイブーツは、膝上までカバーできるサイズのロングブーツです。脚を長く見せることができるだけでなく、太ももの太さをさり気なくカバーしてスラリと見せることもできます。
かつては、ニーハイブーツに合う服装は日本人の体型には合わせにくかったこともあり、日本での生産は少なめでした。しかし、近年は種類が増えてファッションの幅が広がり、コスプレに使う人も。日本でも手に入りやすくなってきています。
折り返して履けるタイプなら、伸ばせばニーハイ、折り曲げればニーレングスのブーツとして2wayで履けるものなら、ニーハイを試してみたい初心者さんにもおすすめです!
足と靴のカウンセラーが監修
レディースニーハイブーツの選び方
ピンヒールやニーハイブーツを履いたことのないという方、ヒールなしばかり履いているという初心者の方も参考にしてみてください!
好みの素材を選ぶ
セクシーなファッションには「レザー」か「エナメル」
KTJP『エナメルニーハイブーツ』:
ニーハイブーツの可能性を広げてくれるのが、ニットタイプです。ふんわりとやさしい印象のガーリーファッションによく合うでしょう。ニットは伸縮する素材なので、太もものサイズが大きくてしっかりフィットするブーツが見つからない、というお悩みも解決してくれます。
靴下感覚で履けますし、丈を折り返して膝下丈ブーツとして使えるのもうれしいポイント。ガーリーファッションのなかでも、さらに活用の幅を広げてくれるデザインです。
ガーリーファッションには「ニット」
高さのある細めのハイヒールでは動きにくいというカジュアル派には、ローヒールのレディースニーハイブーツがいいでしょう。ヒールがひっかかる心配のないウェッジソールタイプもありますし、安定感のあるチャンキーヒールタイプもあります。
靴のなかにヒールを入れることでこっそりスタイルアップが狙える、インヒールタイプにも注目。カジュアルなファッションに合わせやすいデザインです。
シルエットで選ぶ
レディースニーハイブーツは、デザインや素材でかなり印象が変化するもの。レザーやエナメルが主流のイメージかもしれませんが、ニットなどのやわらかな素材のニーハイブーツも登場しています。
自分に合わせたデザインを選んでみましょう。
キレイめファッションには「細めヒール」
シュペルリング『ニーハイブーツ』:
「細身ヒール」とも呼ばれている、細めのヒールデザイン。キレイな大人ファッションには、スタイリッシュな印象を与える細めのヒールがいいでしょう。
きゅっと引き締まった細めのヒールで歩く女性はかっこよく、美しく見えます。膝上まで丈があることでダボついてしまいがちなニーハイブーツを、華奢な細身ヒールが女性らしくエレガントな印象にしてくれますよ。
カジュアルファッションには「ローヒール」
メヌエ『2wayニーハイブーツ』:
セクシーさを演出したい方にぴったりなのが、レザー素材やエナメル素材のタイプ。レザータイプは光沢を放つ上品さを持っていますが、脚のラインがはっきりとわかるようなデザインを選ぶことでセクシーさが際立ちます。
エナメル素材はツヤのある光沢で華やかな印象を演出でき、従来の日本人女性とは異なる自由奔放なイメージに。レザー素材の服とも合わせやすいので、アグレッシブなセクシーさを引き出せます。
ハードファッションには「編み上げブーツ」
プリーザー『ニーハイサイハイ厚底ブーツ』:
セクシーさを引き出すレザーやエナメルに加えて、よりハードでロックな印象を目指す方には編み上げタイプがおすすめ。レースアップとも呼ばれる膝上まで編み上げたデザインは、全体的にゴツゴツとしたイメージを与えてくれるでしょう。
素足に履けば編み上げの隙間から見える肌で、色気を演出することもできますし、スキニーパンツをブーツインして履くことでクールなイメージに仕上げることもできます。
色で選ぶ
レディースファッションのイメージを決めるには、カラーのチョイスも重要。
レザー素材でもやさしい印象に仕上げたいならナチュラルなカラーがいいでしょうし、より個性を演出したいのなら、目を引く鮮やかなカラーにチャレンジしてみても!
初心者にはナチュラルな「ブラウン」
ディアミー『インヒールニーハイブーツ』:
ニーハイブーツを履いてみたいけれどファッションに合わせられるか自信がない……という初心者の方は、まずブラウンからはじめてみるのがいいでしょう。
どんなファッションにも合わせやすいアースカラーなので、膝上まで丈があり存在感を発揮するニーハイブーツでも違和感なく履きこなせます。
ベーシックがお好みなら「ブラック」
エトワール神戸『ニーハイブーツ』:
ブラウンと同様、どんなファッションにも合わせやすいのがベーシックなブラックです。肌の色が明るめの方でも暗めの方でも、太ももの肌色を引き立たせてくれるでしょう。
ベーシックなカラーであるためどのデザインにも取り入れられているブラックは、素材選びでイメージがガラリと変わります。レザーやエナメルなら大人上品でセクシーな印象になりますし、ニットやスエードを選べば温かみのある印象に。さまざまなデザインを選びやすいのがブラックの魅力です。
コケティッシュなイメージの「ホワイト」
エイトシューズ『どっかんニーハイブーツ』:
男性ウケのいいホワイトは、コケティッシュで甘いイメージを演出できます。
汚れがつきやすいブーツに汚れの目立ちやすいホワイトを選ぶことは、清楚できれい好きな印象につながるでしょう。女性らしさをアピールしたい方や、甘めのガーリーファッションがお好きな方に合わせやすいカラーです。
かわいさを狙うなら思いきって「レッド」
ビタースイート『レディースロングブーツ』:
かわいらしさをイメージさせるカラーの王道であるレッド。存在感を放つレディースニーハイブーツでも、その法則は健在です。スエードやニットなどのふわりとした素材を選べば、個性的なファッションにも合わせやすいでしょう。
レッドも素材を選ぶカラーでレザーであれば大人上品な印象になりますが、エナメルだと少々きつめの印象になるかもしれません。
カジュアルでヘルシーな「ブルー」
takido-store『デニム ニーハイブーツ』:
レディースニーハイブーツでブルーはあまり見かけないカラーかもしれません。近年ではコスプレなどで使える、ブルーのエナメル素材やレザー素材のニーハイブーツも増えてきました。
カジュアルなファッションに合わせやすい、デニム素材のニーハイブーツも登場しています。淡いブルーのカジュアルなデザインは、ヘルシーな印象にも見せてくれるでしょう。
体型に合わせたサイズ選びも重要
[メヌエ] レディース 2wayブーツ バックジップ ニーハイ ブーツ ロングブーツ 折り返し 冬 秋 [4cmヒール] 3082 LL(25.0~25.5cm):
ニーハイブーツを購入するときは、足長と足囲のほか、履き口まわり・膝まわり・ふくらはぎまわり・足首まわり・筒丈のサイズもメジャーで測定しておきましょう。自分のサイズがわからないときは、自宅にあるブーツのサイズを測っておいて、同じサイズのものを選ぶことが大切です。
大きいサイズなどのサイズ展開も豊富ですが、日本人はどうしても脚が短くなりがちな人が多いので、大きめのサイズにしてみたらダボついてかっこ悪くみえてしまうことも。長さを調整できるタイプや、インヒールで底上げするタイプで調整してみましょう。
足と靴のカウンセラーからの購入アドバイス
【エキスパートのコメント】
長時間使用する場合は天然素材のものがおすすめ
コスプレ用に短時間の着用目的で購入する場合はデザイン優先でもいいですが、人間の足は汗をたくさんかくので、長時間使用の場合はできれば天然素材のものを選びましょう。
一方、雨の日には合成皮革のほうが重宝します。