映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)の公開感謝特別舞台挨拶が5日に行われ、永瀬廉(King&Prince)、山下大輝(アニメ版『弱虫ペダル』小野田坂道役)が登場した。

  • 左から山下大輝、永瀬廉

    左から山下大輝、永瀬廉

同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ・アニメ映画・舞台・小説・ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。

今回のイベントでは実写版・坂道とアニメ版・坂道の夢の共演が実現し、会場のボルテージが高まる中、永瀬は過酷だった撮影について振り返りつつ「映画を観てくれたみなさんから面白かった! と言っていただけて…本当に頑張って良かったです!」と喜ぶ。映画の感想を聞かれた山下も「走ってる時の必死な姿と楽しそうに走る姿は、まさしく坂道でした!」と永瀬が演じた坂道を絶賛した。

原作者・渡辺航からのメッセージビデオが流れ、「このCG全盛期にCGを一切使わない、キャストの本気の演技に感動しました!」とお墨付きのコメントに加え「残念ながら今日は会場には行けませんが楽しんでください! 僕も客席でお二人の弱ペダ愛を感じたかった!」と熱い心境の吐露も。続いて同作の魅力を聞かれた永瀬が「キャラクターが良く作りこまれていて、レースでも敵も味方も両方応援したくなりますよね! 人間味が溢れている!」と熱いコメントを述べると、山下も「観たら観た分だけ新しい魅力を感じられる作品。友情と努力を体現する姿が本当にカッコいいですよね!」と応えた。

アフレコ企画では、事前にSNSでの投票で決定した劇中の永瀬の台詞に山下が声を当てる(※台詞は1年生ウェルカムレースの時に坂道が言った「今泉君、鳴子君、追いついたよぉぉ!! 一緒に走ろう!!」)。永瀬「本当にアフレコしてもらっていいんですか!? 見るだけなのに緊張してます!」と始まる前から興奮気味だったが、山下が生アフレコを終えると「ほんとにやばい……全身で感じました! 今日、僕あまりお金持ってきてないですけど大丈夫ですか!?」と、さらにヒートアップする。山下も「心臓がバクバク……ハイケイデンスです……!」と興奮した様子で、「このセリフはアニメの坂道のオーディションの時から言っていたセリフで思い入れがあります。再びこのような場でこのセリフを言う日が来るとは思ってなかったです」と思い出を振り返った。

さらにお互いの溢れんばかりの弱ペダ愛をあいうえお作文で表現することに。テーマは映画にちなみ「さ・か・み・ち」に決定。司会者から二人が作ったあいうえお作文のどちらが良かったかを会場の観客からの投票で決めることが明かされると永瀬は「先日の川柳対決で痛い目を見ているので…仲良くいきません?」と後ろ向きな様子に。先日の川柳対決では罰ゲームで苦いセンブリ茶を飲まされ文字通り苦汁をなめさせられた永瀬であったが、今回は勝利したほうに高級お肉セットがプレゼントされることが発表されると、表情が一転。「マジですか! どの部位ですか!? 選べるんですか!?」と今日一番の笑顔を見せた。

お互いの作文を発表し、観客からの投票を待っている間には9月7日に誕生日を迎える山下のためにサプライズケーキが登場。突然のサプライズに驚きながらも山下は「坂道君らしく逆境を乗り越える1年にしていきたいです!」と抱負を語る。また、あいうえお作文対決永瀬の勝利となり、永瀬が「山下さん! 一緒に肉食べましょう!」と誘うと、「本当ですか! タンにします?それともハラミ?」と山下も嬉しそうに返事。舞台挨拶中であることを忘れてどの部位のお肉にするか真剣に相談する流れになり、流石に司会者からも「後にしてください!(笑)」とストップが入る事態となった。