堺雅人さん主演のTBSドラマ『半沢直樹』が7年ぶりに復活し、話題を呼んでいる。『半沢直樹』といえば、「やられたらやり返す、倍返しだ!」という名台詞が有名だが、あなたも同じように、仕事で"倍返し"した経験があるだろうか。今回は、マイナビニュース会員に仕事の”倍返し"エピソード"を聞いてみた。

  • 「倍返しだ!」ってやってみたい(写真はイメージ)

Q. 人気ドラマ、日曜劇場『半沢直樹』を見たことがありますか?

はい 77.0%
いいえ 23.0%

Q. 『半沢直樹』でおなじみのセリフ「やられたらやり返す、倍返しだ!」同じように仕事で"倍返し"した経験はありますか?

はい 43.7%
いいえ 56.3%

Q. 誰にどんなことをやられて、どうやり返しましたか? エピソードを教えてください(自由回答)

パワハラ・セクハラに倍返し!

・「セクハラ発言の同僚を社内人事で異動させた」(28歳男性/長野県/半導体・電子・電気機器/技能工・運輸・設備関連)
・「仕事上でパワハラがひどかった上司をさらに上の上司を巻き込んで退職に追いやった」(38歳男性/東京都/その他金融/クリエイティブ関連)
・「パワハラ上司を裏に呼び出し、追い込みをかけた」(45歳男性/千葉県/流通・チェーンストア/営業関連)
・「新人時代にパワハラをしてきた先輩より先に昇進した」(30歳男性/埼玉県/エステティック・美容・理容/販売・サービス関連)

いじめ、嫌がらせに倍返し!

・「若い頃にいじめられた先輩と20年ぶりに同じ職場で再会。コキ使ってやった!」(55歳男性/愛知県/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)
・「営業未経験で入社した人は私しかおらず、仲間外れや嫌がらせを受けたため、絶対負けてたまるもんか! という強い意志で、見事営業成績No.1を獲得し、一目置かれるようになった」(52歳女性/東京都/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「いじめた相手を部署移動させた」(46歳男性/神奈川県/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「当時の上司に軽くいじめられていたが、今では仕事でがんばって出世してその人より上にいる」(40歳男性/埼玉県/通信関連/営業関連)

ライバル会社に倍返し!

・「自分の取引先を他社に取られたので、その他社の取引先を3社奪ってやった。とても気持ちが良かった」(67歳男性/群馬県/信用組合・信用金庫・労働金庫/事務・企画・経営関連)
・「他社に横取りされたお客様を、提案により再度自分のお客様にした」(48歳男性/長野県/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「販売の仕事で、邪魔された別の販売会社から顧客を獲得した」(42歳男性/広島県/その他/その他・専業主婦等)
・「ライバル会社に自身のマイナスな噂をたてられたが、噂を払拭することを成し遂げた」(58歳男性/茨城県/ガラス・化学・石油/営業関連)

偉そうな先輩、上司に倍返し!

・「上から目線で偉そうに文句つけてきた上司に、経営会議で社長を味方につけて逆襲」(43歳男性/東京都/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)
・「年下の先輩に馬鹿にされていたが、今は自分の方が立場が上になった」(41歳男性/三重県/輸送用機器/販売・サービス関連)
・「偉そうな先輩を部下にした」(41歳男性/愛媛県/その他/その他技術職)

"責任のなすりつけ"に倍返し!

・「私に不正の責任をなすりつけてきた先輩。潔白を晴らして退職に追いやった」(47歳男性/奈良県/専門店/販売・サービス関連)
・「取引先からの伝言を忘れていた上司から叱責されたとき、ちゃんとメールで伝えてありますと、上司に送ったメールの控えを見せてやった」(58歳男性/神奈川県/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「予定を失念していた上司が、それを皆の前で私の連絡不備のせいにして怒り出したので、メールで連絡したことを指摘して黙らせた」(46歳男性/兵庫県/物流・倉庫/販売・サービス関連)

その他

・「ここでは書けないレベル」(47歳男性/福岡県/医療用機器・医療関連/専門職関連)
・「部長に『嫌なら帰れ』って言われて、ハイって帰ったら、客との打ち合わせの日でプレゼン資料が無く、困って泣きついてきました。スキッとしました」(51歳男性/大阪府/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「上司が手柄を奪ったので、土壇場でそれを自分の手柄にして提出した」(45歳男性/東京都/サービス/専門サービス関連)

総評

『半沢直樹』を見たことが「ある」と答えた人は全体の約8割(389人)で、さすがの人気といえる結果になった。

「倍返し」のエピソードにも、さまざまなものが寄せられた。特に多かったのが、パワハラやセクハラに関するもの。「パワハラ上司が私を異動させたが、人事にこれまでのやり取りを証拠として提出し、退職に追い込んだ」「社内の若い女の子にやたら手を出す上司のワイセツな言葉をマイクロレコーダーに録音し、直接社長にリンクした。すぐに降格になり、離婚する羽目になった」なんていう、ドラマさながらのエピソードも。

パワハラ・セクハラは絶対に許されない行為。「倍返し」は難しくても、泣き寝入りはせず対策を講じたい。

「ライバル会社に倍返し」したというエピソードも目立った。ある人は、「競合に得意先を取られて売り上げがなくなったが、競合の他の得意先を奪い売り上げが倍増」したとのこと。ビジネスにおいて、顧客の取り合いはつきもの。ライバル会社に大切な顧客を奪われダメージを負うことも少なくないが、そこはあきらめずに「倍返し」のチャンスを狙いたい。

この他にも、「浮気の濡れ衣を着せてきた同僚を尾行し、ホテルに入る瞬間を撮影して会社に提出した」「成果を先輩の手柄にされ日陰の身だったが、重要プロジェクトを任され汚名返上」「エリート揃いの同僚になめられていたが、一番に出世した」など、ドラマのようにスッキリ爽快な倍返しエピソードが寄せられた。

調査時期: 2020年8月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 505名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません