REITのメリット・デメリット

投資には数多くの選択肢があります。REITを選ぶ前にそのメリットとデメリットを知り、リスク回避の方法を知っておきましょう。

  • REITのメリット・デメリット

    REITのメリット・デメリットを知っておきましょう

REITのメリットについて

REITのメリットとして、以下の5点があります。

1.少額から始められる
不動産直接投資は不動産投資ローンを利用するにしても、空き家リスクなどのことを考えて、まとまった資金を用意しておく必要があります。それに比べてREITは10万円程度の比較的少額から始めることができます。

2.分配金を受け取ることができる
投資は、安い値で買って高い値で売って売却益を得るというキャピタルゲインのほかに、定期的に入る配当というインカムゲインの2種類の利益があります。REITでは、この配当を「分配金」と呼び、株などに比較して高い分配金が魅力となっています。分配金の原資は、オフィスやマンション、商業施設などの賃料から諸経費を引いたものです。金利の変動を受けないため、比較的安定した分配金を得ることができます。

3. 流動性が高い
不動産直接投資の場合、手放したいと思っても簡単に売却することはできません。REITは証券市場に上場した金融商品であるため、売却したいと思ったら、すぐに売却し、売却益を手にすることができます。

4.専門家によって運用されている
不動産直接投資は投資対象となる物件の選定や建物管理など、難しい要素が数多くあります。一方REITは売買などすべて専門家が行っており、投資家は公開された運用状況を目論見書や各種レポートを確認することを通じて、状況を把握することができます。

5.分散投資が可能
不動産直接投資では、一般投資家にとって分散投資は現実的ではありません。投資した物件が空き家になった場合、不動産投資ローンの返済や管理費などすべて支払わなければなりません。しかしREITは投資の対象が多いため、少額の投資でも分散投資ができるようになっています。

REITのデメリット

一方REITにはデメリットもあります。主なデメリットは以下の4点です。

1.投資元本が保証されていないこと
ほかの多くの金融商品と同じく、元本は保証されていません。

2.景気の影響を受け取引価格が変動すること
株と同様に景気の影響を受け、取引価格が下落する場合があります。

3.分配金が一定ではないこと
地震、火災などの事態の影響を受けて投資先の不動産が被害を受けた場合、分配金が減少する場合があります。

4.REITが倒産する可能性があること
REITを運営している投資法人が倒産した場合、不動産を売却することによって投資資金は投資家に返金されます。しかし全額が返金されるかどうかは確実ではありません。

リスクを知り、分散投資を考えよう

初心者でも始めやすい投資の中では、REITは比較的高い利回りが期待できる金融商品だと一般的に言われていますが、上記のように運用上のリスクもあります。REITに投資する場合は、複数の案件に分散投資することでリスクを回避できます。