コーチング資格取得の流れ

コーチング資格を取得する際の大まかな流れについて解説します。資格の種類によっては細かな違いはありますので、参考程度にご覧ください。

  • コーチング資格取得の流れ

    コーチング資格を取得するまでの流れを確認しておきましょう

講義の受講(対面・オンライン)

まずは、資格取得のための講義を受講します。受講形式は、対面またはオンラインです。講義の中には、座学とコーチングの実践時間も含まれます。カリキュラムについては、コーチング講座を開講している団体の公式サイトに記載があるため、自分が学びたい講座があるかどうかを確認しましょう。

受験(筆記試験・実技試験)

受験資格に必要なカリキュラムを受講したら、取得したい資格を受験します。受験科目は、筆記試験と実技試験です。ただし、資格の種類によっては、筆記試験のみの場合や、必要なカリキュラムを受講さえすれば、受験なしで資格を取得できるケースもあります。

コーチングの実績を積む(試験前後)

資格の種類によっては、試験合格後、指定時間分のコーチング実績を積まなければならないものもあります。実績を積んで指定時間をクリアすれば、晴れて資格が取得できます。

大手コーチングスクールの紹介

最後に、今後コーチングの資格を取得しようと考えている方のためにコーチングスクールを紹介します。

コーチ・エィ・アカデミア

国内におけるコーチングスクールの老舗とも呼べるのがコーチ・エィ・アカデミアです。コーチング型マネジメントがなぜ有効なのかを基礎・基本からきちんと教えてもらえ、具体的な活用法を1年~1年半かけて学びます。

コーチ・エィ アカデミアのプログラムは約140カ国に会員を持つ国際コーチ連盟(ICF)が「コーチ育成基準を満たすコーチ育成プログラム」と認定しており、「認定コーチ」を取得した後に一定の条件を満たすことで、より上位のコーチング受験資格を得ることも可能となっています。

CTIジャパン

コーチングをする側と受ける側が対等な関係で面談を進めていく「コーアクティブ・コーチング」を行っているのがCTIジャパンの特徴です。「コーアクティブ・プロフェッショナルコーチ・トレーニング」はICFの認定プログラムであり、これまでに6万人を超える人が受講しています。

コーチング資格取得の目的を明確にして選ぼう

コーチングの資格取得には、さまざまなメリットがあります。どの資格を取得するかは、予算や勉強に充てる時間を考慮しつつ、自分がどの分野でコーチングの技能を求めているのかを明確にして検討することがおすすめです。

まずは、簡単に学べる資格から挑戦して、さらに深く学びたいと感じたら、本格的なコーチングの資格を目指すというのもひとつの方法です。自分に合ったやり方で、コーチングの学びを深めてください。