新型コロナウイルスの感染拡大で延期となっていた「オートモビルカウンシル2020」(AUTOMOBILE COUNCIL 2020、会場は千葉県の幕張メッセ)が、ついに開催の運びとなった。徹底したコロナ対策と入場制限により、いつもとは違う会場の雰囲気に少し戸惑ったが、来場した自動車ファンからは静かな熱気が伝わってきた。

  • 「オートモビルカウンシル2020」の様子

    ウィズコロナ時代の新たなイベントの形を示した「オートモビルカウンシル2020」

徹底した感染拡大防止策が今後のスタンダードに?

当初は4月上旬の開催を予定していたオートモビルカウンシル2020。新型コロナウイルスの感染拡大により何度か順延となっていたが、東京五輪の延期により会場の幕張メッセが使用可能となったことから、7月31日から3日間の会期で開催の運びとなった。感染者数が再び増加傾向を示している現状を踏まえれば、再延期もしくは中止の決定がなされてもおかしくない情勢ではあったが、そんな中でも開催に踏み切った背景には、「自動車文化を後世に伝えるため、コロナ禍にある社会状況の中でも文化の継承を途絶えさせてはいけない」という思いがあった。

  • 「オートモビルカウンシル2020」の様子

    開幕直後の「オートモビルカウンシル2020」。感染防止対策が徹底され、車両の設置にもゆとりがあるように感じられる

開催にあたり、会場にはさまざまな新型コロナウイルスの感染拡大防止策が導入された。3密を回避するため、同時入場数を7月31日は3,000人、8月1~2日は5,000人に制限。来場者全員の体温測定、万が一に備えた来場者情報の登録、マスク着用や手指の消毒、会場内の消毒といった措置が取られた。ウィズコロナ時代のイベントには、こうした防止策が不可欠となるだろう。

今回は、残念ながら来場できなかった自動車ファンの皆さまに向けて、会場に展示されていた車両の中から選りすぐった28台を写真でご紹介したい。

  • デビッドブラウン ミニ リマスタード
  • アルピーヌ「M63」
  • イソ「グリフォ A3/C」
  • 左からデビッドブラウンオートモーティブ「デビッドブラウン ミニ リマスタード」、アルピーヌ「M63」、イソ「グリフォ A3/C」

  • マクラーレン「620R」
  • マクラーレン「GT」
  • ジャガー「I-PACE」
  • 左からマクラーレン「620R」、マクラーレン「GT」、ジャガー「I-PACE」

  • ランドローバー「レンジローバー スポーツ P400e PHEV」
  • ホンダ「RA300
  • ホンダ「シビック タイプR」
  • 左からランドローバー「レンジローバー スポーツ P400e PHEV」、ホンダ「RA300」、ホンダ「シビック タイプR」

  • ポルシェ「912」
  • ポルシェ「911E」
  • ポルシェ「911 カレラ4S」
  • 左からポルシェ「912」、ポルシェ「911E」、ポルシェ「911 カレラ4S」

  • ポルシェ「911 ターボ」
  • ダラーラ「ストラダーレ」
  • アストンマーティン「ヴァンテージ V550」
  • 左からポルシェ「911 ターボ」、ダラーラ「ストラダーレ」、アストンマーティン「ヴァンテージ V550」

  • シトロエン「DS21 パラス」
  • シトロエン「Dスーパー」
  • シトロエン「GSブレーク」
  • 左からシトロエン「DS21 パラス」、シトロエン「Dスーパー」、シトロエン「GSブレーク」

  • シトロエン「ID21FHブレークコンフォール」
  • シトロエン「CX IEブレーク」
  • シトロエン「CX ファミリアール」
  • 左からシトロエン「ID21FHブレークコンフォール」、シトロエン「CX IEブレーク」、シトロエン「CX ファミリアール」

  • ホンダ「バモス」
  • ランドローバー「レンジローバー ウェストミンスター」
  • ランドローバー「レンジローバー 4.0 HSE」
  • 左からホンダ「バモス」、ランドローバー「レンジローバー ウェストミンスター」、ランドローバー「レンジローバー 4.0 HSE」

  • ランドローバー「レンジローバー 4.6 HSE」
  • メルセデス・ベンツ「190E」
  • ジャガー「XJS 4.0クーペ」
  • ランドローバー「レンジローバー 4.6 HSE」、メルセデス・ベンツ「190E」、ジャガー「XJS 4.0クーペ」

  • ベック「550スパイダー」

    ベック「550スパイダー」