三菱地所は11月5日、東京都千代田区丸の内に「丸の内テラス」をオープンする。

  • 「丸の内テラス」

同社では、みずほフィナンシャルグループおよび全国銀行協会と3者共同で「(仮称)丸の内1‐3計画」を進めてきた。今回、その計画においてアネックス棟の建物名称を「丸の内テラス」に決定。丸の内初となるルーフトップレストラン・大型エンターテインメントプレイスなど計11店(飲食店7店舗、物販・サービス4店舗)が出店する。

「丸の内テラス」では、丸の内仲通りに面する路面店舗や、9〜10階のルーフトップレストランなど地上店舗すべてにテラス空間が配置される。丸の内仲通りの要所となる建物北側には、特徴的なフレームが備えた広場空間を設ける。

最上階に(9〜10階)の大型区画には、数多くの飲食店プロデュースを手掛けるトランジットジェネラルオフィスのフラッグシップレストラン「THE UPPER」の出店が決定。都会の中に出現した静寂ある空間をイメージした9階では、コースメニューを提供する。10階は開放感のあるテラスへつながる空間の中で、アラカルトメニューが味わえるという。

  • 「THE UPPER」のメニュー

1〜2階の「MARUNOUCHI BASE」は、丸の内エリアでは初となる大型エンターテインメント施設で、アメリカンダイナーを味わうほか、カラオケ、ダーツ、卓球を楽しめる。1階は洋画に出てくるようなレトロポップなムードで、2階はラグジュアリーなモダンアメリカンダイナーをイメージした。

  • 1〜2階には大型エンターテインメント施設

1階には、繁盛名店を集積させた路面飲食ゾーンを設ける。スペインバル「バル ポルティージョ デ エスパーニャ」、フランス料理「ESPRIT de TAILLEVENT TOKYO」、イタリアン「YOTTERIA GAKU」、NEO 四川バル「ジャンピングパンダ」の4店舗が出店する。

  • 「ESPRIT de TAILLEVENT TOKYO」イメージ

地下1階は、靴磨きの「千葉スペシャル」、理容室の「HIROGINZA BARBERSHOP」、コンビニエンスストア「ローソン」、ドラッグストア「コスメティクスアンドメディカル丸の内テラスドラッグ」、コーヒーショップ「タリーズコーヒー」と、丸の内ワーカーのニーズを満たすサービス店舗とオフィスサポート店舗を展開する。

  • 「HIROGINZA BARBERSHOP」イメージ

3〜7階には、プライベートクラブ「OCA TOKYO」がオープン。ラウンジ、レストランやバー、ライブラリー、ジム、各種個室などがあり、さまざまファンクションを活用した定期的なイベントなどが開催される予定とのこと。