「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルートライフスタイル運営)は7月30日、20・30代女性を対象に、過去1年間の美容サロン(美容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロン)利用における美容意識・実態を都道府県別に調査した結果を発表した。調査期間は2020年2月28日~3月9日、有効回答は6,903人。

美容サロンにかける金額、1位は愛知県

  • 美容サロンにかける金額(3カ月あたりの総額)トップ10

美容サロンにかける金額(3カ月あたりの総額)の全国1位は「愛知県」(8,055円)。以下、2位「神奈川県」(7,819円)、3位「愛媛県」(7,819円)、4位「富山県」(7,663円)、5位「徳島県」(7,585円)、6位「石川県」(7,550円)、7位「高知県」(7,318円)、8位「新潟県」(7,031円)、9位「大阪府」(6,928円)、10位「山口県」(6,888円)と続いた。全国平均は6,088円。

美容サロン別(年1回以上利用)の利用率をみると、「美容室」の年間利用率1位は「愛知県」(92.7%)。次いで2位「新潟県」(92.0%)、3位「徳島県」(91.7%)となった。

「ネイルサロン」の年間利用率は、1位「東京都」(20.7%)、2位「京都府」(18.0%)、3位「神奈川県」(17.3%)と続いた。

「エステサロン(フェイシャル)」の年間利用率は、1位「愛知県」(19.3%)、2位「滋賀県」(18.7%)、3位「岐阜県」・「徳島県」(各16.7%)となった。

ホットペッパービューティーアカデミー研究員は、「(愛知県は)『美容室』や『エステサロン(フェイシャル)』など複数の美容サロンを利用する女性が多いことも、サロンにかける支出総額を押し上げているようだ」と分析している。