多くの映画でも敵役として登場し、恐ろしいサメの代表格として名高い「ホホジロザメ」。そんなホホジロザメの生い立ちが「ハードモードすぎる」とツイッターで話題になっていました。

投稿したのは、さかなの豆知識や全国の水族館をイラストで紹介する活動をしている「さかなのおにいさん」こと川田一輝さん(@sakana_bro)です。

  • 『ホホジロザメの人生ベリーハード』(1ページ目) ※タップで拡大

生命を受けたホホジロザメ。気がつくと、周囲は真っ暗。なぜだと思いますか?(答えは後ほど)

  • 『ホホジロザメの人生ベリーハード』(2ページ目) ※タップで拡大

  • 『ホホジロザメの人生ベリーハード』(3ページ目) ※タップで拡大

そして、ドロドロした壁をなめたり(?) 兄弟たちの卵を食べたりすることもあるそうで……? ちょっと状況がぜんぜん分かりませんね?

  • 『ホホジロザメの人生ベリーハード』(4ページ目) ※タップで拡大

ここでタネ明かし。なんとこれまでの話は、すべて母サメの“胎内”で行われていたことなんだそう。もともと恐ろしいイメージのあるホホジロザメなのですが、胎内で兄弟の卵を食べて生まれてくるという「業」を背負っているとは。なおさら驚かされてしまいました。

川田さんにお話を聞いてみたところ、「たくさんの人にさかなに興味を持ってもらい、少しでも海が綺麗になればとイラストを描いてます。僕ができることは興味のきっかけを作ることなので、これを機会に普段食べてるさかなや海に心が近くなってもらえれば嬉しいです!」とコメントを寄せてくれました。

ちなみに、ホオジロザメ以外での“おすすめのサメ”を教えてもらったところ、「ハンマーヘッドシャーク、シュモクザメですね。浅瀬で子育てをしたり、腸を出してお腹を洗ったり、変わった習性が可愛いです。四国水族館で見られます」とのこと。腸を洗うですって……? 今後もサメから目が離せそうにありません。

  • 川田さんによるシュモクザメのイラスト ※タップで拡大

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