女優の福田沙紀が、きょう6日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『痛快TV スカッとジャパン』(毎週月曜20:00~)のショートドラマに初登場する。

  • 福田沙紀=フジテレビ提供

福田が登場するショートドラマは「同じマンションに引っ越してきた女性の謎の行動でちょっと怖い思いをした」という投稿を元に作られたもの。このメガホンをとったのは、福田が出演したドラマ『ライフ』(07年)でも監督を務めた谷村政樹氏で、13年の時を経て、あの“悪女”がよみがえる。

ストーリーは、1人暮らしをしていた看護師の瀬川梨子(大友花恋)のところに、下の階に引っ越してきたという三田冬香(福田)が引っ越しのあいさつに。梨子は三田を控えめで礼儀正しいと感じていたが、この時から予想もしない恐怖の日々が始まっていたのだった。

ある日、ベランダで洗濯物を干していた梨子は、誤ってハンガーを下の階に落としてしまう。下の階の三田のところを訪ねていくと、壊れたハンガーを渡され、その事を恐る恐る聞くと三田からは「壊れていましたよ」と言われ、渋々引き返す梨子。しかしその夜、「拾ってやっただけありがたいと思えよ」と下の階から声が聞こえてくるような気がする。

自分に対する言葉のように聞こえ、不安に思っていた梨子だったが、次の日、さらなる恐怖が襲いかかる。仕事をしていた梨子の前に3カ月前から働いていると言い、同じ看護師の制服を着た三田が姿を表したのだ。

あまりの偶然にますます恐怖を感じる梨子だったが、昨晩の声のことを三田に訪ねると「寝言じゃないですか」とはぐらかされてしまう。だが、その夜も寝ようとすると下の階からまるで梨子に言っているかのような罵声が聞こえてくる。そんなことが毎晩のように続き、眠れない日々が続くようになるのだが…。

恐怖の展開に、スタジオで見ていた村上佳菜子は「鳥肌が立つくらい怖かったですね」とドラマを絶賛。3時のヒロインのかなでが「もうすぐ初めて1人暮らしをするんですけど…」と言葉に詰まると、司会の内村光良は「ごめんね」と謝る場面も。

福田は「『不信のとき』の時、芝居がなかなか思うようにできないシーンがあったのですが、その際、谷村監督が時間をかけて向き合ってくださいました。帰り道の車の中、悔しさから泣きながら帰ったのを今でも覚えています。そういった時間を過ごしたこともあり、次にご一緒した『ライフ』の時は、監督に少しでも成長した姿を見せたい!という気持ちも心の中に持ちながら挑んだ作品でした。この作品は本当にたくさんの反響をいただき、共に戦った強い印象のある作品となりました」と回想。

そして、「今回、谷村監督と悪役を!ということで撮影が決まってからワクワクしていました。また、最近はリモートでのお仕事も多かったので、改めて、実際に対面できる喜びも感じました。谷村監督の演出を受け、表情や声のトーンなど1つ1つ細かく確認しながら挑みました。もっともっと撮影していたかったほど和やかで楽しい現場でしたので、みなさんにも楽しんで見ていただけたらうれしいです!」と話している。

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