●「純情のアフィリア」のメンバーとして

――それではユニット活動についてもお聞きしたいのですが、「純情のアフィリア」に入ったきっかけは?

もともと、池袋のカフェ店舗でバイトをしていたのですが、そのときに志倉(千代丸)さんから電話がかかってきたのがきっかけです。まさか自分がそういった業界から誘われることがあるとは思っていなかったので、最初はビックリしました。

――ユニットに入ることを目標に店舗で働いていたわけではないのですか?

全然考えてもいませんでした。もともと、好きだったコスプレイヤーさんがアフィリアの店舗で働いていたのを知って、同じ制服を着てみたいというオタク心で入ったんですよ。店舗でスカウトされるという話を聞いたことはありましたが、実際に自分に電話が来て、ホントの話だったんだって思ったくらいです(笑)。

――今も志倉さんから直接電話がかかってくるんですね

本当に失礼な話なんですけど、最初は誰かわからなかったです。「国王だよ」って言われても、その設定自体を知らなくて……。当時、『B-PROJECT』が大好きだったんですけど、その原作者だよって話を聞いて初めて「すごい人から電話がかかってきた!」って思いました(笑)。

――アイドル活動自体に興味はあったのですか?

自分が表舞台に出ることはもうないと思っていたので、まったく考えてなかったです。小さい頃は人前に出るのがすごく好きな目立ちたがり屋さんだったのですが、もはやただのオタクでしかなかったので、自分が表舞台に立ってどうするの?みたいな感じで。

――ユニットに入ってみていかがでしたか?

最初は本当に慣れなくて。人見知りが激しかったので、楽屋でもずっと端っこにいて、一人でスマホをいじっているみたいな。別に仲が悪かったわけではないのですが、全然溶け込めなかったです。ユニット活動やライブなどは楽しかったのですが、楽屋やプライベートなどでは距離感が全然つかめずに大変でした。最近はみんなとお喋りしたり、遊びに行ったりできるようになったので、すごく楽しいです。

――「純情のアフィリア」としての今後の目標はありますか?

やはり大きなライブハウスをソールドアウトして、ワンマンライブができるようになりたいです!

――具体的に目標とするような会場はありますか?

TOKYO DOME CITY HALLとかカッコいいなって思います。あとZeppとか……。最終的には日本武道館で、その後にさいたまスーパーアリーナ。やはり一度は立ってみたいです。

――大きいステージのほうが楽しいですか?

私がこれまでに経験した中で一番大きなステージは、マホさんの卒業ライブがあった市川市文化会館だったのですが、これまでに経験したことのない圧というか、光景に、すごく感動しました。小さい箱も、お客さんと距離が近くて、一体感が生まれるので好きなんですけど、やはり大きな会場には憧れますね。