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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。


ルームランプのつけっぱなしやライトの消し忘れなどが原因で、車のバッテリーが上がってしまった経験はないでしょうか。車バッテリー充電器があれば、車のバッテリーが突然上がっても安心です。本記事では、「車バッテリー充電器」について解説し、おすすめ商品と選び方をご紹介します。

車用バッテリー充電器の選び方

バッテリー充電器選びの基本としては、自分の車に合ったものかどうかを確認する必要があります。とくに電圧は、6V、12V、24Vと3種類あるので注意が必要。

ポイントは下記。

【1】バッテリー電圧をチェック
【2】開放型と密閉型バッテリーの型をチェック
【3】安全面や機能性をチェック
【4】デジタル画面の有無をチェック

それではひとつずつ説明していきます。

【1】バッテリー電圧をチェック

出典:Amazon

軽自動車や普通車についているバッテリーの電圧は12V、トラックなどの大型自動車は24Vが一般的です。バッテリー充電器は、種類によってマルチに対応しているものや、1種類の電圧にしか対応しないものなどに分かれています。

電圧を調節できるバッテリー充電器なら、どの車でも問題なく充電することができますが、購入前には、必ず自分の車に装備されているバッテリーの電圧に対応しているかを確認するようにしましょう。

【2】開放型と密閉型バッテリーの型をチェック

出典:Amazon

車のバッテリーにはおもに開放型(バッテリー液を補充できるタイプ)と密閉型(メンテナンスフリータイプ)があります。密閉型は、急速充電ができないため、対応する充電器を選ぶ必要があります。

また、最近増えているハイブリッド車やアイドリングストップ車も、普通者と異なる専用バッテリーが装備されています。密閉型と同様、自分の車が対応しているかどうかを必ず確認してください。

【3】安全面や機能性をチェック

電力を扱う車バッテリー充電器には、安全のためや破損防止のための制御機能がついています。ただ、機種によって機能もそれぞれ。

選ぶときにはどのような機能があるのかを確認して、自分の車に合ったものを選ぶといいでしょう。

過充電を防止できる「自動充電停止機能」

出典:Amazon

バッテリーを充電するときは、どのくらいの時間充電したらいいのかわかりづらく、過充電になりがちです。

自動充電停止機能つきの充電器を選べば、充電し過ぎによるバッテリー本体の破損やバッテリーの寿命が短くなるのを防いでくれます。

バッテリーの寿命を延ばしてくれる「パルス充電機能」

出典:Amazon

定常的に電圧をかけるのではなく、パルス状の電圧をかけて充電をするパルス充電。何度も充放電を繰り返したバッテリーに起こる化学反応「サルフェーション」を除去し、バッテリーの寿命を延ばしてくれる効果があります。ついていればうれしい機能です。

すぐエンジンを始動したいなら「セルスタート機能」

出典:Amazon

外出しようとしたときにエンジンがかからず、焦ってしまった経験がある人もいるでしょう。時間がないときなど、すぐにエンジンをかけたい場合に便利なのが、セルスタート機能です。この機能があれば、予期せぬ事態にも焦らず行動することができます。

セルスタート機能は、バッテリーだけでは足りない電源を補助する機能であって、充電器だけでエンジン始動ができるわけでありません。バッテリーの充電状態により必ずエンジンがかけられるわけではないことを覚えておきましょう。

【4】デジタル画面の有無をチェック

今どのくらいの電圧があるのか、充電している間にどの程度の電圧に復帰したのかをデジタル表示で数字を確認できるものや、従来のようにデジタル表示ではないものもあります。

ここからはデジタル画面の有無によるメリット・デメリットを説明していきます。

電圧や容量をモニターで確認をしたいならありのもの

出典:Amazon

バッテリーが不足していた場合に、従来の充電器ではどの程度充電したらいいのか確認しにくいものもありました。

デジタル表示があるものならバッテリーの状態に合わせて充電容量を調節できるため、過充電を防ぐことにもつながります。

コスパを重視するならなしのもの

出典:Yahoo!ショッピング

機能が増えるとそれだけ高価になってしまうのが、機械製品の難しいところでもあります。

デジタル表示がない充電器でも機能は充分に備わっているため、費用を抑えたいという方にはついていないものを選ぶことをおすすめします。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

パルス充電機能つきなら寿命を延ばすことが可能

最近はクルマやバイクにアイドリングストップ機能がついている車種が増えていますが、こうした車種はバッテリーの劣化が早いといわれています。この手のバッテリーには「パルス充電」機能のついた充電器を使うことで、寿命を1.5倍ほど延ばすことができます。

また、クルマやバイクなどを複数台持っている場合は、6V、12V、24Vの電圧を自動検知して適切な充電をしてくれるモデルであれば、充電器が1台で済むので便利です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)