女優の清原果耶が、2021年度前期NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』でヒロインを演じることが決定した。27日、同局の公式サイトで発表された。
“朝ドラ”第104作となる本作は、「海の町」宮城県・気仙沼で生まれ育ち、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロインが、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく、希望の物語。『透明なゆりかご』『サギデカ』で知られる安達奈緒子氏の脚本によるオリジナル作品で、今を生きるすべての人に捧げたい「現代ドラマ」となる。
清原は「『私、10分先の未来を予測したいです!』百音ちゃんのその言葉に、私は励まされました。あの時 ああすれば良かった? なんて考えてしまうことも少なくないような世の中で、力強く生きる彼女だからこそひらける空があるのではないかと思っています」とコメント。「気象予報士のお仕事を通して助けられる誰かを、大切な人を笑顔にしたい。そしてドラマを観て下さる皆様それぞれに芽生える朝が来ますよう今一度、作品創りの尊さとしっかり向き合いながらスタッフ・キャストの皆々様と誠心誠意お届けして参ります。『おかえりモネ』宜しくお願い致します」と意気込んでいる。
清原が演じるヒロイン・永浦百音(ながうらももね)は、1995年生まれ。気仙沼の島で育つ。家族は、銀行員の父、元中学教師の母、二歳年下の妹、漁師の祖父。スポーツが得意で、音楽好き。ただ勉強はやや苦手。高校時代は、はっきりとした自分の将来像が持てなかったが、家族と離れて登米に行ったことがきっかけで、気象予報の仕事に目覚める。
なお、タイトルにある「モネ」は、百音(ももね)の愛称とのこと。