日本では『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ系)として人気を博したクイズ番組『Who Wants To Be A Millionaire』が、アメリカABCテレビで4月から復活し、プライムタイムの4大ネットワーク全番組で個人視聴率1位を獲得した。

  • アメリカで高視聴率を獲得している『Who Wants To Be A Millionaire』

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの発表によると、先週(5月7日放送回)において4大ネットワークのプライムタイムで全番組1位となる高視聴率を獲得。1999年に放送を開始したアメリカでは2019年5月に一旦終了していたが、司会をジミー・キンメルに変えて今年4月から再開していた。

通常、アメリカ版は一般人が回答者となるが、新型コロナウイルスの感染予防の観点からアメリカ版としては初めて、女優ジェーン・フォンダを始めとするセレブリティーやタレントなどの著名人が回答者として登場。彼らが獲得した賞金は、新型コロナウイルス対応に従事する医療関係者に全て寄付する形式に切り替え、これが視聴率を押し上げる結果となった。

1998年にイギリスITVで放送開始し、現在も続く『Who Wants To Be A Millionaire』。日本ではみのもんた司会で2000年から2013年まで放送された。これまで世界約40カ国以上の地域でフォーマットテレビ番組化され、現在でもイギリス、アメリカなど全世界の約10カ国以上で放送。フォーマット権利はソニー・ピクチャーズ テレビジョンが販売している。

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