お笑い芸人のスギちゃんが、3日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演。芸人として悩んでいたときにお笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明の言葉に救われたというエピソードを語った。

スギちゃん

今回、新型コロナウイルス感染拡大を受け、番組初のリモート収録を実施。一発屋芸人と呼ばれている山田ルイ53世、コウメ太夫、スギちゃんの3人が、それぞれの場所から出演した。

「ワイルドだろぉ」で大ブレイクしたスギちゃんは、「ブレイクしたときに勘違いして、実力があるからブレイクしたんだと思い込んでしまって、全部の番組に出て全部ウケて、うまいこといくっていうイメージばっかりだったんですよ」とブレイクを回顧。「でも、うまくいかないときが出始めて、へこんでた」と続け、「そんなときに、とんねるずのタカさんが『スギちゃんどうしたの? へこんでるのか?』って」と石橋から声をかけられたという。

そして、スギちゃんが「最近ちょっとうまくいかなくて」と打ち明けると、石橋は「なんでそんなんでへこむわけ? もともとスギちゃんは実力ないんだから、へこむ必要ないだろう」とアドバイス。その言葉で、スギちゃんは「パッと目が覚めた」と振り返る。

「確かに運だけでテレビに出させてもらっていたのに、テレビ出させてもらうことによって勘違いして、実力で上がってきたみたいな感覚になっていて。その一言で目が覚めて、『そうか、実力ないのに何を俺は悩んでいるんだ』って思って、そこからまったく悩まなくなって、そうしたら自分が出せるようになって、心も立ち振る舞いも楽になったね。だから緊張もしなくなった」と語った。