吉本興業の大崎洋会長がパーソナリティを務めるラジオ番組『らぶゆ~きょうと』(KBS京都/毎週日曜24:00~25:00)が5日に放送スタートし、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史との思い出を語った。

岡村隆史

大崎氏は自身の立場は“サラリーマン”としたうえで、「今田(耕司)、東野(幸治)とか、キム兄(木村祐一)とか、あの辺以降は、わざとというか極力会ったり話したりせんとこって思って。サラリーマンとしてあまりやったらいかんちゃうかなって」と考えを明かした。

そして「ナイナイの岡村くんとやべっち(矢部浩之)とも1回食べただけや」と語った。

続けて、岡村とのエピソードを紹介。大崎氏は「大阪時代に、花月の舞台の袖にあの子が立ってて。『ナイナイの岡村くんとかいう子や』って気がついて、寄っていって。その頃は漫才してたんやけども、『漫才やめて吉本新喜劇入ってくれたら、ルーキー新一という新喜劇の超スーパースターがおったんやけど、ルーキー新一みたいになれるから、新喜劇入ってくれたらうれしいんやけどな。そんなん無理やろうな』って急にぼそぼそ言って。岡村くんはたぶん『なに言うてるねん、コイツ。急に』って思って、会話もなしに終わったんやけど、思い出はそれだけ」と振り返った。

これに対して、ゲスト出演したロンドンブーツ1号2号の田村亮が「だけど、岡村さんがいまだに言うのは、『吉本新喜劇には、俺はまだ籍置いてる』って。練習生みたいに何カ月かいたんでしょう。ときどき、言ってますね」と言うと、大崎氏は「ああ、そう…」と驚きつつ、「もちろん今の岡村くんの方が売れたし、お金持ちにもなったし、あれやけど。新喜劇やってたら、新喜劇が変わったなっていまだに思うけども」と話していた。