プロレスラーのオカダ・カズチカが30日、都内でTOKYO FMの新ラジオ番組『オカダ・カズチカ SUNDAY RAINMAKER』(4月5日スタート/毎週日曜6:00~6:30)の初回収録に臨み、収録後には囲み取材に応じた。
オカダがプロレスをはじめ、趣味であるバス釣りや車、お出かけ情報など、様々なトークを繰り広げる同番組。初回収録を終えたオカダは「すごい緊張しました。この緊張感というのは最近、試合で味わってない緊張感でしたね。久しぶりに良い汗かきました。1試合分戦ったような汗が出てきましたね」とやりきった表情を見せた。
初の冠ラジオに挑んだ感想として「今回思ったのは、“カズチカ”って言いづらいなっていう(笑)。ちゃんと言えているか気にしながらしゃべっていました」と笑みをこぼしたオカダ。
「でもほんとに楽しくしゃべることができました。日曜日の朝にふさわしい番組になったかなと思います」と胸を張り、「プロレスラーってこうやって話すことができるんだなって。ただ筋肉があって怖いだけというイメージを壊していきたいです」と意欲をのぞかせた。
今後ゲストとして、滑舌が悪いことで知られるプロレスラーの天龍源一郎を招いてはどうかという質問も。天龍の引退試合の相手となったオカダは、「リング上のマイクアピールで話す機会があったのですが、何を言っているのかわからなかったです」と振り返り、「来てもらっても僕は知りません (笑)」と突き放した。
本業のプロレスでは、新型コロナウイルスの影響による試合の延期・中止が相次いでいる。オカダは「無観客でやっている試合もありますが、早くこの事態が収束して、お客さんの前でみんながハッピーになれる試合をしたいと思いますね」と願った。
お笑いタレントの志村けんさんの訃報についてコメントを求められると、「仕事でご一緒させていただくことはなかったのですが、子どもの頃からずっとテレビで見ていた人なので残念ですね」と沈痛な表情に。「その分、僕たちがやっていくべき。芸人さんだったら笑わせていくこと、僕たちプロレスラーは子どもたちに夢を与えていくのが僕たちの役目だと思います」と語った。