フォレスト出版はこのほど、書籍『起業で成功する人、失敗する人』(著者:金原隆之/税込1,620円)を発売した。

  • 『起業で成功する人、失敗する人』(税込1,620円)

    『起業で成功する人、失敗する人』(税込1,620円)

同書の著者は、起業コンサルタント(インキュベーター)である金原隆之氏。日本の起業家の起業後2年間の生存率は20%、5年後に至っては5%を下回ると言われている中、金原氏がサポートした起業の2年後の生存率は、平均を大幅に上回る80%を継続している。

高い起業生存率の理由は、起業がゴールではなく、起業前・最も変化が激しい起業後2年間を徹底的にサポートし、3年目以降の経営を安定軌道に乗せるためのコンサルティングをしてきたからだという。同書では、金原氏がコンサルの中で見てきた「成功する人がやっていること」「失敗している人がやってしまうこと」のすべてを紹介している。

起業関連本の多くは、その「手軽さ」がアピールされ、実務的なものよりも、自己啓発的な内容の本が目立つという。しかし多くの起業家が脱落している現実にも向き合い、リスクや実務的な作業を知ることも大切であると金原氏。そこで同書では、メンタルや知識、そして実務の両面から過不足なく解説した。

95%が起業に脱落している現在、残り5%の勝者になるためのノウハウを、「起業準備」、起業後2年間、安定軌道に乗せるための「起業後2年間」、5年間の事業継続、絶対に負けない経営力の育て方を解説する「5年間の事業継続」の3つのフェイズに分けて紹介。

限られた時間の中で、失敗要因を限りなくゼロにするべく「いつ、どこで、何をするか」を明確にした構成になっている。

  • 5年以上の事業継続のための3つのフェイズ

    5年以上の事業継続のための3つのフェイズ