GMOあおぞらネット銀行は3月3日、「貯蓄事情」と「銀行選び」に関する調査結果を発表した。調査は2月4日~7日、大学4年生500名および社会人1年生500名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在の貯蓄額

    現在の貯蓄額

はじめに、現在の貯蓄額を聞いたところ、大学4年生では「10万円~30万円未満」(23.4%)が最多に。

他方、社会人1年生では「0円(貯蓄はない)」(13.2%)や「10万円~30万円未満」(14.2%)、「50万円~100万円未満」(15.8%)、「100万円~300万円未満」(20.0%)など、貯蓄額にばらつきがみられ、蓄えができている人とそうではない人とで差が生じている実態が明らかとなった。

  • 貯蓄をしている理由は?

    貯蓄をしている理由は?

続いて、貯蓄をしている人(大学4年生456名、社会人1年生434名)に貯蓄をする理由を尋ねたところ、大学4年生では、「旅行資金のため」(33.8%)、「収入が途絶えたときのため」(30.3%)、「病気など万が一のときの備えのため」(20.8%)が上位に。

他方、社会人1年生では、1位「収入が途絶えたときのため」(39.6%)、2位「老後の生活資金のため」(34.6%)、3位「病気など万が一のときの備えのため」(34.1%)と、いずれもいざというときに備える内容の回答が僅差で上位に並んだ。