マイナビは11月7日、「高校生のアルバイト調査」の結果を発表した。調査は8月30日~9月6日、全国の15~18歳の高校生を対象にインターネットで行われ、2,164名(1年生726名、2年生723名、3年生715名)の有効回答を得た。

  • アルバイトの目的

    アルバイトの目的

アルバイトをする目的を尋ねたところ、「貯金をするため」が66.7%と半数を超えトップに。次いで「趣味のため」(48.5%)、「社会経験を積むため」(30.3%)と続き、アルバイトの目的の多くが、将来に向けての貯金や準備といった堅実なものであることがわかった。

また、アルバイト探しで就職を意識した高校生は64.1%で、特に、「挨拶や接客ができるようになる」(30.4%)や「正しい言葉遣いができるようになる」(26.9%)などの対人スキルの向上を目的とする傾向に。そのほか、「社会経験を積むことができる」(26.6%)という回答も多く、将来に向けての意識を持ってアルバイト選定を行っていることが伺えた。

  • 学生生活とアルバイトのバランス

    学生生活とアルバイトのバランス

次に、現在就業している高校生の学生生活とアルバイトの就業バランスについて調べたところ、半数以上(54.6%)が「学生生活に力を入れている(とても+どちらかというと)」と回答。「アルバイトに力を入れている(どちらかという+とても)」という高校生は、28.5%だった。

また、高校生がアルバイトを始める際の不安要素を聞くと、「学業と両立できるか」が39.3%でトップに。以下、僅差で「職場の人間関係」(33.2%)、「急な休みに対応してくれるか」(31.3%)、「仕事を覚えられるか」(30.9%)、「やめにくくないか」(30.4%)が3割台で続いた。