俳優の中川大志が4日、都内で行われたBS-TBS開局20周年記念番組『パラスポーツが世界を変える~2020 から未来へ~』(3月13日21:00~22:54)の収録に参加し、競技用テニスの車いすに挑戦した。

『パラスポーツが世界を変える~2020 から未来へ~』

中川大志

2020年12月に開局20周年を迎えるBS-TBSは、20周年企画の第1弾として、3月13日~15日の3夜連続で、パラアスリートをテーマにしたスペシャル番組を放送。その第1夜となる『パラスポーツが世界を変える~2020から未来へ~』では、「パラスポーツへの理解を深める」をテーマに、さまざまな企画でパラスポーツの魅力を伝える。

MCは恵俊彰が務め、スペシャルゲストの吉沢悠、中川大志、パネラーの乙武洋匡、猪狩ともか、高橋みなみ、パラアスリートの上山友裕(パラアーチェリー)、エンヒッキ・松茂良・ジアス(アンプティサッカー)、眞田卓(車いすテニス)、鈴木徹(パラ陸上 走り高跳び)が出演。高畑百合子TBSアナウンサーが進行を務める。

BS-TBS開局20周年記念ドラマ『左手一本のシュート』(3月14日21:00~22:54)で主演を務め、脳動静脈奇形による脳出血で右半身麻痺となった実在のバスケットボール選手を演じる中川は、眞田選手の指導のもとテニス用車いすに挑戦。収録後、「ドラマで車いすに乗らせていただいたりしたんですけど、全然感覚が違って難しい。これに乗ってテニスをするんだって体感させていただいて、今度試合を見るのがさらに楽しみになりました」と話した。

また、『左手一本のシュート』について「僕が演じた役は、障害を負う前からずっとバスケをやってきて、体に障害が残って全く違う体の状態になってからも、さらにバスケにチャレンジし続けるという役。健常者だった頃にやっていた同じことに、障害を負った上でもチャレンジするその覚悟は、役を通してすごく感じました」と語り、「障害を持っている方がスポーツをすることで、救われたり前に進めたりする瞬間はすごくあるんだなと感じたので、障害を持った方がスポーツにチャレンジしやすくなる環境が整ったらいいなと思います」と語った。

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