リクルート住まいカンパニーは3月3日、「SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版」と「住民に愛されている街ランキング」を発表した。調査期間は2020年1月6～16日、調査対象は関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)在住の20～49歳の個人で、有効回答は7,000人。

住みたい街、1位「横浜」

  • 関東の住みたい街(駅)ランキング

関東の住みたい街(駅)ランキングで総合1位に輝いたのは「横浜(京浜急行本線)」(得点1,190)。「横浜」は3年連続の1位となり、今回は半数近くの得票を他県から広く獲得した。

以下、2位「恵比寿(JR山手線)」」(967)、3位「吉祥寺(JR中央線)」(782)、4位「大宮(JR京浜東北線)」(688)、5位「目黒(JR山手線)」(603)、6位「品川(同)」(565)、7位「新宿(同)」(558)、8位「池袋(同)」(473)、9位「中目黒(東急東横線)」(464)、10位「浦和(JR京浜東北線)」(429)と続いた。

過去2年上位3駅は同順位で4位以下とは大きな差があったが、今回は4位の「大宮」が20代を中心に100点以上点を伸ばし、3位「吉祥寺」に迫る結果となった。

今回初めて実施した関東の住民に愛されている街(駅)ランキングで1位に選ばれたのは「片瀬江ノ島(小田急江ノ島線)」(平均評価点4,458)。次いで2位「馬車道(みなとみらい線)」(4,444)、3位「みなとみらい(同)」(4,433)、4位「代官山(東急東横線)」(4,429)、5位「千駄ヶ谷(JR総武線)」(4,409)、6位「麻布十番(東京メトロ南北線)」(4,396)、7位「東北沢(小田急線)」(4,388)、8位「鵠沼(江ノ島電鉄線)」(4,371)、9位「緑が丘(東急大井町線)」(4,362)、10位「鵠沼海岸(小田急江ノ島線)」(4,361)となった。

江ノ島・鵠沼エリアからトップ10に3駅ランクイン。また、住みたい街はJRやターミナル駅が上位に並んだのに対し、住民に愛されている街は私鉄や各駅停車の駅が上位に入る傾向がみられた。