エンワールド・ジャパンは、「英語レベルと年収」についてアンケート実施。同社サービスの登録者で、現在正社員として働いている1,928名から得た回答発表した。

  • 英語レベル「上級」では、年収1,000万円以上が約60%

現在の年収を聞くと、英語レベル「上級」(流暢)では約60%が1,000万円以上と回答。一方、英語レベル「初級」(挨拶レベル)では約10%に留まり、英語レベルが上がるほど、年収の高い割合が大きくなる相関関係がみられたとのこと。

また、国税庁が令和元年9月に発表した「平成30年分 民間給与実態統計調査」では、年収1,000万円以上は給与所得者の5%だったが、同社が対象とするミドル~ハイクラスの英語レベルが「上級」のグローバル人材では、その約12倍の結果になったという。

  • 英語レベル「ビジネス」以上と「中級」以下で、英語を使う業務の幅に大きな差。社内会議での英語使用は「ビジネス」で60%以上、「中級」では30%未満

さらに、「仕事のどの様なシーンで英語を使用しますか」という質問には、英語レベル「ビジネス」以上では、「電話対応」「社内会議」など人との対話が必要な業務時と回答。一方、「中級」で過半数を上回ったのは、「Eメール」「レポート・資料作成」となり、読み書きが中心という結果に。日常業務である「社内会議」での英語使用は「ビジネス」で約6割なのに対し、「中級」では3割未満にとどまったと発表した。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
英語レベル:初級(挨拶レベル)16%、中級(日常会話レベル)23%、ビジネス 38%、上級(流暢) 22%
*小数点第一位を四捨五入しているため、合計は100%にならない
調査実施期間:2020年1月30日~2月2日