ザ・ドリーム・コレクティブはこのほど、「働き方の多様性に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は1月25日~26日、全国で働く男女800名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 今の職場に満足していない理由はなんですか

    今の職場に満足していない理由はなんですか

今の職場に満足しているか尋ねたところ、37.4%が「満足していない」と答えた。その理由について聞くと、最も多い回答は「給料が少ない」(62.9%)で、「正当に評価されていないと感じる」(49.2%)、「尊敬できる上司がいない」(43.8%)が続いた。

職場環境に満足していない人で、「給料が少ない」ことを理由に挙げている男女の割合を比較すると、男性は57.2%、女性は68.7%で、男女間での給料額に対する満足度の違いがあることがわかった。

今の職場にキャリアアップのチャンスがあると思うか聞くと、58.5%が「キャリアアップのチャンスがない」と答えた。年代別に見ると、20代男性は57.0%がキャリアアップのチャンスが「ある」と実感し、43.0%が「ない」と答えている。しかし、20代女性の6割はキャリアアップのチャンスを感じておらず、同年代でも男女で会社から受ける印象に違いがあることがわかった。

  • 今の職場にキャリアアップのチャンスはあると思いますか

    今の職場にキャリアアップのチャンスはあると思いますか

「キャリアップのために上司が部下にできることがあると思う」と回答した人に、実際に会社に求めることを尋ねたところ、最も多い回答は「ボーナス、育休などのより良い福利厚生制度の充実」だった。特に30代・40代女性は41.5%がボーナスや有休など仕事の評価や対等な休日など、ワークライフバランスの充実を要求している。

一方で、30代・40代の男性は最も欲しいサポートとして「技術的なスキル開発」(30.9%)をあげており、男女に意識差があることがわかった。

職場の上司の性別について聞くと、67.0%が「男性が上司の方が多い」と答えた。部下のキャリアアップのため、上司がもっとできることがあると思うかという質問に対し、「ある」と回答した人は60.6%にのぼっている。

  • あなたのキャリアを向上させるために、上司がもっとできることがあると感じますか

    あなたのキャリアを向上させるために、上司がもっとできることがあると感じますか

職場で育児休暇を取得した人はいるか尋ねたところ、女性の取得者は66.5%であるのに対し、男性は23.9%だった。

  • 職場で育児休暇を取得した人はいますか

    職場で育児休暇を取得した人はいますか

今後、育児休暇を取得する機会があれば取得したいと思うか聞くと、女性81.0%は「そう思う」と答えた。一方、男性で取得したいと回答した者は62.5%となっている。

「取得したいと思わない」と回答した男性にその理由を尋ねると、4人に1人は「男性は育児休暇を取得する必要がない」と回答し、昔ながらの考え方が根強く残っていることがわかった。取得をしたいと思わない女性はその理由として、「昇進の可能性がなくなりそう/復帰した際に現在のポジションがなくなることが怖い」が多くなっている。

人財の多様性を受け入れ活かす姿勢「ダイバーシティ&インクルージョン」だが、現在勤務する会社はそれに取り組んでいるか尋ねたところ、62.8%が「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と答えた。「取り組んでいる」は、37.2%にとどまっている。

  • 「ダイバーシティ&インクルージョン」について、職場がどの程度取り組んでいますか

    「ダイバーシティ&インクルージョン」について、職場がどの程度取り組んでいますか