セガの人気ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の実写版映画『ソニック・ザ・ムービー』(3月27日公開)の公開アフレコイベントが18日、都内で開催され、日本語吹替版声優を務める中川大志と山寺宏一が登壇した。朝のバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京)で共演経験のある2人。山寺は、ソニック役を演じた中川を「素晴らしい」と大絶賛した。

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    映画『ソニック・ザ・ムービー』公開アフレコイベントに登場した中川大志(左)と山寺宏一

悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を演じた山寺は、中川のアフレコについて「素晴らしいです。本当に“大志(たいし)”たもんだと思いました」とダジャレで褒め称える。これは『おはスタ』の「たいしのたいしたもんだ!」のコーナー名にかけたそうだが、山寺は「ただのオヤジギャグだと思われた」と苦笑いしながら「本当に、彼はソニック以上のスピードで進化してると思うくらい、どんどん役者として成長していった」と感心しきりだった。

山寺を「恩師」「お父さん」のような存在だと語る中川は「涙出てきた。うれしいです。ドキドキしましたが。山寺さんは、昔から見守ってくださっていて、近くにいてくださったからこそ、こうして一緒にやらせていただけたことは、緊張感もありましたが、うれしかったです」と興奮しながら喜びを口にした。

中川は、演じたソニックについて「日本で生まれて、全世界で愛されているキャラクター。責任重大で、最初はビビリまくっていたんです。でも、やるからには自分らしくと、納得がいくまで何度もやらせていただきました」と話し、山寺も「ソニックはテンションが高いから難しい。いろんな表情があるから。それを見事に演じていて、掛け値なしで素晴らしい。どんどん声優をやったら、いくらでも活躍できるものを持っている。それでこのルックスですから。身長も抜かれてますので、今日は上げ底の靴を履いています」と言って笑いを取った。

中川の人となりについても「中学校の時から普通に大人として会話ができた。気遣いもできるし、頭もいいし、でも、無邪気さも持ってる。かっこいい大志になったけど、かわいさも持っている。そこはソニックと一緒なんじゃないですか」と褒めちぎると、中川は「いまの、そのまま記事にしてください」とおちゃめにアピールした。

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